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本番!車中泊避難訓練 with ペット 後編①

昨夜に引き続き、後編です。
ではでは。。。食事のあとのミーティングから!

ミーティング

実証実験ですからね!遊びで来ているわけではないのです!
食事が充実しすぎてついつい気が緩んでしまいましたが…
ちゃんとやります!

みなさんの気づきを持ち寄る場は重要ですよね

屋外でのzoom ミーティングです。
運営側は、街灯の下で…

ペット連れのみなさんは、ペットが一緒だと参加しにくい...という理由により車内から…

実は今後ペットの利用が可能なキャンピングカーのレンタルをお考えのPlus joy さんのキャンピングカーも来ていただいていたので、

ペットから離れられないというALL OKのみなさんは、キャンピングカー内から…

キャンピングカーはwifi対応です!

一日の振り返り

半日、食事まで終えてみて…どうだったか?ということで
ペット同行避難役のNPO法人 ALL OKのみなさんからお話ししてもらいました。

・占有スペースが1台分だとゲージも外に出せなかったりするので大変なことがわかった。

・炎天下だと、やはりペットの体調に気を遣う

・猫は連れ出すことが困難ということがよく分かった。
 猫は室内飼育が主流となっていることからすると、子猫の時から連れ出す 
 ことを心がけておかないといけない。
(ALL OK 佐藤さんは一旦帰宅し、猫ちゃんお置いて、再合流しましたよ!頑張ってます!、私なら心が折れそうですが…)

・天井が低い車の場合、フラットなシートにして寝るのは難しいと感じた。

・犬は家だと大体落ち着いている時間帯(概ね20時くらいだったかと…)
 なのに、絶賛興奮中...

(このほかペットシッターのかたからは…)
・初めてのことだらけで、わんこたちにストレスがかかっている感がある。

ということでした…
いろいろ気づきがありましたよ!

質疑などなど…

その他運営側となる 
一般社団法人九州防災パートナーズを中心としたみなさまからの意見や質問などがありました。

ペット同行の方々のエリアを集中させた方が良いと思うか?という問いに対し、犬同士の相性もあったりするので一概には言えない…とのこと

そうした場合の良い点は…
飼い主同士の交流
動物嫌いやアレルギーのある方々もいることを想定すると
ペット同行者のエリアは区切っていた方がよいのでは?
 これは主に、人側の都合ですね…

逆にペット側にしてみると、それはまた違っていて、いろいろ条件等もでてくるだろうということ。

犬がいると、散歩等により、車から離れることも…この場合、運営側からするとどこ行った?みたいになるため、現在散歩中!
みたいな札があってもいいよね?みたいなお話しもありました。

 エリアわけにはいろんなパターンも考えられると思います。
 という意見の中に
全くペット入っちゃいけないゾーンの設置を!という意見もありました。  
いままでなかった発想のような気もしました。
 でも、確かにそうですよね….

 トイレ後の動物の排泄物は車にためるよりもやはりゴミ置き場を設置して欲しい。 
というご意見も…
 確かにそうでしょうね、人間の赤ちゃんだとオムツ捨てるところは欲しいですからね…

 また、アスファルトの駐車場だと、夏場は犬も足裏のやけど対策が必要なんだそうです…

でも大規模な駐車場ってほとんどがアスファルトですよね…

 避難所が立ち上がった場合、ペットに必要なものと、集まる物品等にはマッチングが必要というご意見もありました。

運営側からすると、これだけいろいろあると、受け入れ条件を決めないと円滑な運営は厳しいかもしれないというお話しもありました。
確かに日頃のしつけの程度など考慮が必要ですし、やはり無条件に…というわけにはいかないですね。

実証実験であるからこそ、やってみて感じることもたくさんあったようです。
ほかにもいろいろお話しがなされていました。

とても貴重な時間でした。

概ね1時間くらいで…全体ミーティングは終了となりました

実はそのあとも…


運営側として、いろいろ思うところや気づきもあったようです。

全体ミーティングの後もいろいろ皆さん話はつきない感じでしたよ。

私は片付けながら、聞いていたのですが、一番気になったのは…
やはり行政を巻き込むという視点からすると
要求ベースになりすぎてはダメだ!というお話しがありました。

最小の条件で、ここだけはどうにもならないということを求めるようにしないと、めんどくさがられるということ。

全くそのとおりだと思いました。うまく付き合えるものも付き合えなくなると私も思います。
そこはやはり、100%を求めて意見を申し入れるということではなく、それも対話なんだろうな…っておもいました。

車中泊避難所としては
必要な施設は大きく二つ…

おおむね、トイレと水が確保できれば良いという事です…それくらいだと、大したことはないように感じます。

でも、これにペットが加わるだけで、
要求が何倍にも…
そうなると、確かに受け入れられづらい気もしました。

就寝~夜中~朝まで

寝床は完璧でした…😁
以前にも車中泊はかじっていましたので
特別苦労することはありません。

個人的にはすごく快適!
窓全開で網戸にして寝てたら夏とは言え、ここ最近は朝晩の気温も下がり始めていてるので。。。ちょっと寒いくらいでした。

何名かの方は、帰られたりもしていて、車はすごく少ない状況に...

また、ペット同行組はほとんどが、キャンピングカー周りに、私たちとは少し違うエリアに集まっていました。

夜中に救急車が近くを通ったときは、犬が吠えているのが聞こえましたが、それ以外に気になることもなく、私は熟睡できました!

そこそこ早く目が覚めたのですが、周りの車の方々が寝ているかも?って思うとエンジンかけたりとかはしにくいですね。
(こんなときはハイブリッドみたいな静かな車が良いかも...)

ドアの開け閉めにも気を遣うような。
キャンプみたいなレジャーの時とはまた少し違った気遣いっていうのは必要ですよね。

これは、ペットは関係ないのですが、この場所が車中泊避難所っていうことを考えるとそういう配慮は必要になってくるのかと思いますし、長くなるとそういうことがストレスになってくる人もいるかもしれませんね…

ミーティングを振り返ってみて…

自分なりに夜のミーティングなどを思い返してみました…

ここまで読まれて皆さんは、どう思いますか?

いろんな要望がペット同行側からあったように感じます。

サポセンとしては、頑張っているALLOKの皆さんの活動をどう行政的な動きに着地させるか考えています。

ただ、個人的には、確かに必要なことなのだろうけど…と思いつつ少しモヤモヤしてました…

有事の際は、私達自治体職員は、避難所の運営に携わる可能性は高いです。

そう考えると…ペットのためにそこまで職員が骨折らないといけないのかなぁって思ったり感じたりする部分もありました。

これで完結させようと思ったのですが…長くなってきちゃったので。
一旦ここで。

朝!静かにお湯を沸かしてコーヒーを…😆

イノ



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