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コールドプロセスの石けんとは?

コールドプロセス製法

固形石けんを使ったことがない方には馴染みのない言葉かもしれません。

コールドプロセス製法の石けんとは、簡単にいえば熱を加えないでつくる石けんのこと。

SAPOがつくる石けんは、この熱を加えない冷製法を使っています。

基本の材料は、

水+オイル+苛性ソーダの3つ。

オイルに苛性ソーダ水を加えると「鹸化」という化学反応の力だけで石けんができます。

ただし、鹸化はゆっくり時間をかけて進むため、生地を混ぜた後、使用できるまで4〜6週間熟成させる必要があります。

熱を加えると鹸化反応が早くなるため、数時間で使用できる石けんができますが、自然熟成させた方がオイルが劣化しにくく、有効成分が残ります。

さらに、コールドプロセスで作られた石けんは、この熟成中に天然のグリセリンが石けんに生成されるのです。

グリセリンといえば保湿成分。これが含まれるため、肌を乾燥させない石けんができます。

石けんの使い心地はオイルによって決まる

私は石けんを作り始めるまで市販の固形石けんを使っていましたが、品質表示を見ても、「純石けん成分」とあるだけで、原料のオイルが何かは記載がありません。

石けんは原料のオリーブ、ココナッツなどオイルの種類によって泡立ちや固さ、使い心地が変わります。

SAPOでは人の皮脂に一番近い成分をもつオリーブオイルを主成分に、米油、シアバター、ココナッツオイル、ひまし油、アボカドオイルなどを使い、やさしい使い心地になるよう配合を調整しています。

ココナッツオイルは洗浄力や泡立ち、固さをアップさせますが、たくさん入れると肌を乾燥させてしまうので30%以下の配合にしています。

保湿力があるため、使っているうちに肌が健康になります。私はもともと乾燥肌だったのですが、石けんで全身を洗うようになってから使用後の保湿は最低限のオイルのみで冬も乾燥しなくなりました。

コールドプロセス製法でつくる石けん、まだ試していない方は、ぜひお試しください!

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