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題名 「初夏の夢」

夏へと渡る隙間に
季節が漂い
この空を
彷徨うように揺れ動く
春の香りが静かに消え
四季は風に運ばれ
ゆっくりと移ろう
見つめる空に
夏を彩る星たちが控え
涼を感じる
初夏の夜は
ほのかに香りを乗せて
瞳の中に魅せながら
夢へと続く
メモリーラインが
ページを刻む
時が止まるように
それを追い越す夏の夜が
すぐそこまで訪れる
熱視線へと変わるまで
もう少しだけ
このままで
余韻に浸っていよう

         紗羅

疲れやストレスを
抱えたりして
無になって身体を癒そうとする時

自然へ触れた詩を書きたくなる。

思考や感情を使い過ぎると
自身の偏りが見え隠れして

これが自分だと
アピールしてしまう。

こんな考え、あんな考え
こう思い、ああ思う

そこから外れて
「感覚的に詩を書きたい」

そう心が受け取ったら
自然を見つめる。

春はお仕事の繁忙期
忙しい日々が続き

余裕がなくなる自分は
目の前に現れるから

心に縛りがかかったとしても
書く文章だけは自由でありたい。

今日は夜空を見上げながら
詩を書きました。

日中は初夏を感じ
夜も暖房要らずです。

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