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【転職】退職理由、そのまま伝えても大丈夫だった

こんにちは。
以前、会社から不正請求の指示が出て、退職した話を書きました。

退職後、転職活動をはじめました。
進めていく中で、面接時に必ず聞かれるであろう退職理由をどのように伝えるかとても迷いました。


退職理由の伝え方に迷う

そもそも理由が理由だけに、どこまで話せばいいのだろうと悩みました。

「会社の不正を話すなんて、内情をベラベラ喋る人だと思われて、信用性なくなるかな」
「わざわざそんな話をしたら、細かいことに面倒くさいやつって思われるかも」と色々悩みました。

とりあえず、どこか転職サイトのQ&Aに書いてないかと検索をかけてみましたが、見つかりませんでした。
調べてわかったことは、とにかく退職理由はマイナスなことを言わない。キャリアアップなど前向きな方向でまとめるべき。ということでした。

しかし、それはそれで嘘っぽくないか?と思い、さらに迷いは深まるばかり。

転職エージェントに聞いてみる

転職エージェントに相談する機会があったため、実際の状況を打ち明けた上で、どうするのが良いか聞きました。

すると、
「法令違反だったら、そのままお伝えしても大丈夫ですよ!」とのこと。

「でも、細かいことにうるさいとか思われたりしないか少し心配で…」と打ち明けると

「むしろ、正義感が強い方なんだなとプラスに思われることが多いです。仮に、それで落としてくる会社だったら、その会社も同じようなことをしている可能性が高いです。予防策としても、そのままの退職理由をお伝えてしまって良いと思います!」と、納得度100%のアドバイスをいただきました。

ちなみに、キャリアアップなどポジティブな理由を伝えた場合、採用側は「自分の会社で経験積んだら、また転職しちゃうかも」という不安も感じるそう。なので、法令違反の退職理由は、むしろ安心してもらえることもあるそうです。

実際に、面接でそのまま伝えてみた

いざ、選考が進み、面接へ。
退職理由を聞かれ、以下の経緯を伝えました。

  • 会社から不正請求の指示が出たこと

  • 不正請求をしないよう上層部に何度か掛け合ったこと

  • しかし結果は変わらなかったこと

  • その上で加担はできないと思い、退職を決断したこと

すると、面接官の方は
「大変でしたね。自分も立場的にダメなものはダメと言わなければならないので、そのお気持ちよくわかります」と理解を示してくださいました。

結果、無事合格しました。

結論:本当にそのまま言っても大丈夫だった

ということで、退職理由を無理やりポジティブに変換しなくても、きちんと経緯を伝えることで、理解していただくことができました。

「会社の不正を伝えるなんて、信用性ないと判断されてしまうかも」と心配は、むしろ伝えることで会社を見極める良い機会になるという学びに変わりました。

もし、会社の不正を見つけてしまって転職考えてる方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、会社から不正請求の指示が出た際の対処法はこちら。

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