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【スイスで50人に1人は持っている靴】Onがスイスで愛される理由を徹底解説|購入レビュー

最近スイス生活を終えて帰国した。
スイスから帰国したら、すぐに買いたいものがあった。

それは、

「On」というスイスブランドのスニーカー

スイスメイドの靴なのに、スイスで買うより日本の楽天市場で買う方が断然安い。楽天ポイントも使える。なので日本に帰ったら買おうと思っていた。

このOnというスニーカー、なんとスイス人は50人に1人は持っているとか。確かにスイスではよく見かけた。

デザインや機能など、とにかく「スイスらしさ」が全開なので紹介していきたいと思います。


▼早速配達されました!

▼箱を開けてみると...

なにやら文字が書いてある

「You’re thinking about what’s inside the box, but what about box itself? To reduce its environmental impact, this box is made of 100% recycled carbonboard and uses inly water-based inks.
Recycle it again to send it for another run.」


訳 :「箱の中身について考えているあなた、箱そのものについてはどうですか?環境への影響を軽減するため、この箱はリサイクルされた段ボールを100%使い、水で溶けるインクのみを使用しています。この箱はまたリサイクルしてお使いください」

箱の英語の文章とその日本語訳
another runって言葉選びにこだわりを感じる


わぁ。すっごくスイス人が好きそうなかんじ。

というかヨーロッパ人は環境に対して意識が高いから、ヨーロッパで売れてるプロダクツは環境配慮なものが多い。

たとえばこのスイス発の「FREITAG」というバッグブランドもそう。

トラックの使用済みタープを使ったバッグ
見た目はけっこうユーズドに見える

このブランドもスイスやヨーロッパで大人気。

特にスイスは自然豊かで日常的にハイキングしたり山登りをするため、ヨーロッパの中ではさらにエコ大国なのです。


▼FREITAGについてはこちらの記事がおもしろかった


はい。ではようやく箱の中身を見てみる。

\\これが待ちに待ったOn//
靴にスイス国旗🇨🇭
これがスイス人ウケしている理由。
スイス産が大好きなスイス人をよく分析している


正直、Onを初めて見た時、「これはオシャレ...?なの?ちょっとダサい...?」と思ってしまった。

でもスイス生活を終えた今ならわかる。

この「ちょっとダサい、ちょっと変」なのがほんとにスイスらしいの

スイス人は服装に無頓着な人が多い(特にドイツ語圏)。みんなが微妙な丈の靴下にハーフパンツにTシャツ。これにOnのスニーカーと合わせても全く違和感がない。これが「On」の狙いだったのかもしれない。

♢  ♢  ♢


でもスイス人は見た目より機能性を重視するお国柄。やっぱりOnの魅力もその機能性にある。

機能①「雲の上の走り」を実現

特徴的なソール

このポコポコしたソールがOnの最大の特徴で、最強のクッション性の秘密。

創業者のひとりであるプロアスリートのベルンハルド氏が「自分に合うシューズがないなら作ってしまおう」と、庭にあったホースを輪切りにしてシューズにくっつけてみたところから、このソールは始まった。

このソールを世界でもトップクラスの叡智を誇る、スイス連邦チューリッヒ工科大学(ETH)のエンジニアと一緒にプロトタイプを作った。
このプロトタイプの技術が「クラウドテック」というOn独自の技術であり、「まるで雲の上を走る」ようなクッション性を実現させた。

履いてみると、本当に軽くてふかふかして歩きやすい。履くと足が喜ぶ靴。


今ではテニスプレーヤーのフェデラーや俳優のヒュー・ジャックマンも愛用しているらしい。

機能②【新発想】ヒモがほどけない

靴ヒモがない…!

Onには靴ヒモがない

かぽっと履けて、めちゃくちゃ脱ぎ着しやすい。そして走ったり歩いてるときの靴ヒモがほどけるストレスがフリー。

スニーカーで靴ヒモなしってあんまりカッコいいデザインが見つけられなかったけど、Onは絶妙...!!

靴ヒモがない。それって超フリーダムだった。

ヒモは付属してるので
ヒモ有りにもモードチェンジできる

機能③反射板付き

Onのロゴの部分とサイドの白いラインが反射板になっている。夜にランニングなどをしても目立つのが地味に嬉しい。

Onの今とこれから。

実は世界の靴ブランドの中で第5位の売上。そのミニマルで装飾を削ぎ落としたデザインからランニングシューズ界のアップルとも呼ばれる。2021年にはニューヨーク証券取引所で上場もしている。

Onのロゴについても調べてみた。

Onは「ランニングを楽しくする」ことを目指して、シューズ製作の経験がない3人のスイス人が設立した。

ブランド名には、「シューズを履くと自分のスイッチが入る」という思いが込められており、ロゴはスイッチをイメージ。

https://president.jp/articles/amp/37803?page=1

確かにロゴのOnはスイッチのようにも見える。「スイッチ、オン」ってやる気スイッチみたいで気分も上がる。

「素敵な靴を履くと、靴が素敵な場所に連れて行ってくれる」

そんな言葉をどこかで見てから、靴だけは本当に気に入ったものしか買わなくなった。

「きっとこれからはキミが素敵な場所に連れていってくれるんだね?」
そんなふうに思わせてくれるスニーカー。
たくさん履いた後の、少し柔らかくなっきたくらいのスニーカーが好きなので半年後がもう楽しみだ。

あとがき


▼わたしが買った「On」はコチラ。1番安価なモデルで15800円。楽天市場だとポイントが使えるし、買った時はセールで1万円ほどだった。


普段24センチで、ヨーロッパサイズでは7。
初日は少し硬くてつま先が痛いかも?と思ったけど、2日目からはあの「雲の上」の感覚を実感しています。なんか歩くのが気持ちいい。

「On」は防水加工のものや、登山向けのものなどたくさん種類があります。試着は東京、横浜、大阪、福岡の店舗でできます。

▼原宿にはフラッグシップ店もあるみたい。次は梅雨に向けて防水タイプがほしいので行ってみたい。


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