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母が亡くなった直後にしたこと



はろーこんにちは。
2月になった。2月は母の亡くなった月である。
ということで、今回は亡くなった直後に私がどのように動いたのかについて、追憶というメモのようなものを書こうと思う。

当時の私は20代後半で、父やきょうだいがいなかったので心細かったのである。
人が亡くなるとはどういうことで、その後どうすれば良くて、なにをどうしたらいいのかと全てか不明であった。そしてそれらについて、誰も教えてくれないのである。
母が亡くなる直前、本屋にふらりと立ち寄り「いっきにわかる!身近な人が亡くなった後の手続き」みたいな雑誌を買ってきた。買ってきただけでろくに見もしないまま、その日を迎えたのであった。

ひとつ言えるのは、何もわからなくてもどうにかなるのである。
どうにかするし、助けを求めれば、誰かが助けてくれて、求めていなくても助けてくれる誰かがいる。大丈夫なのだ。

ちなみに母は病院にて死亡確認を行った。このように表現したい。これについてはまた書こうと思う。

亡くなってすぐ

亡くなった直後、私は病院の入り口から、教会と葬儀会社の2箇所に電話を入れた。私自身がクリスチャンだったので所属している教会の牧師に連絡をし、その教会で取引のある葬儀会社に連絡を入れた。すると翌朝にはご遺体を引き取りに来てもらうという流れができた。
その後、親のように慕っていた人にも連絡を入れた。

もし病院で亡くなった場合、すぐにする必要があることは、ご遺体をどこに搬送するかと、安置先の決定らしい。
私の場合、母はクリスチャンでなかったし、お金もないし、葬儀はせずに火葬でも良いかなと思っていた。亡くなったあとの行き先など、決めてなかったのである。でも、亡くなったら速やかにご遺体をどこかに安置しなければならない。病院にはずっと置いておけないのである。私の場合、教会や葬儀会社さんが動いてくださったので、本当に感謝だった。
何も決めていない場合、病院によっては病院と取引のある葬儀会社を紹介してもらえることがあると思うが、先に葬儀会社だけ決めておくと楽なはずだ。

さて、母が他界した翌朝、葬儀会社さん(普段から交流のある方)と病院で待ち合わせをし、病院の遺体安置所より、私の所属する教会まで車で搬送してもらった。そして教会にてご遺体を安置した。病院で死亡診断書を必ずもらうはずだが、これは受け取ったかどうかまるで記憶にない。葬儀会社さんが色々やってくださったのでしょう。感謝。

死亡届と火葬許可申請書は市町村へ提出(7日以内)


母を安置するやいなや、早速葬儀の打ち合わせが始まった。
その際、葬儀会社より死亡届をもらい記入した。あわてて、死亡した人の氏名欄に自分の名前を書いたことは覚えている。爆。
ちなみに火葬許可申請書が火葬には必要らしいのだが、書いた記憶がない。こちらも葬儀会社さんの指示通りに、というか葬儀会社さんがやってくださったのであろう。
これら2つの書類の提出は死亡後7日以内に行うらしいが、いずれも葬儀会社さんが提出してくださった。

ということで、あれよあれよと、教会の信頼する方(失礼な言い方だがいわゆるおせっかいおばちゃんだ。本当に感謝している。らぶ)の勧めで、お金のことは心配しなくて良いからと、教会で葬儀をしようということに決まった。
この日の打ち合わせでは、葬儀の日程、葬儀の規模、歌う讃美歌、お花はどうするか、御花料はどうするかなどを決めた。一般的な仏式葬儀の場合とあまり変わらないと思う。こうして喪主となったのであった…。

関係者への連絡(会葬案内)

この間、叔母が同時並行で親戚方面に連絡を入れてくれた。
ちなみに亡くなったら連絡を入れたい人、臨終に立ち会いたい、死亡確認に同席したい人はあらかじめ決めておいたり、故人に希望を聞けたら聞いておくのが良い。
私の場合、親戚方面や母が生前お世話になった人のごく限られた人には連絡を入れられたのだが、母が連絡を入れて欲しかった人は不明で、連絡は行き届いていなかったと思う。ごめん。
会葬案内時に伝えることは、葬儀の日時、場所、連絡先、喪主、供花供物、香典自体する場合は伝えるなどらしい。
葬儀までの間、親戚からの連絡で「え!?」と思うこともあった。参列者が高齢者の場合はそういうこともあるのだろう。何度も連絡が来たりと…。

年金、健康保険等、世帯主変更の手続き(14日以内)

母が亡くなってから葬儀までは約3日間だった。この間に行ったことは健康保険の被保険者資格喪失届の提出(国保は死亡後14日以内)と年金の停止(14日以内)である。保険証を役場に送付したような気がする。おそらく…。
うちは別世帯だったので、世帯主変更はしていないはずだ。

手続きをしてもらえたお金

ちなみにいつやったのかもわからないが、葬儀後しばらくして、年金の未支給分の請求と葬祭費の請求も行った。こちらはいずれも、故人の住所のある市町村の役場への申請をする必要がある。
年金については、確か彼女が受給していた年金の1ヶ月分くらいの振込があったように思う。葬祭費は5万円程度もらえたと思う。とにかく母が残していったものがなさすぎて、葬儀費用等が心配すぎて、もらえるものはもらおうと調べて動いたんだったと思う。
ちなみに埋葬料というものもあって、こちらは故人が務めていた会社の管轄する健康保険組合に申請すると5万円程度が支払われるらしい。

以上がまとまりがないのだが、母が亡くなった直後にやったことである。(忘れてる&間違ってることがあるかも)長くなってしまった。汗汗。その後、各種解約手続きやらもしたが、ここでは触れないでおく。
怒涛の日々は全てが手探りだったが、どうにかこうにか進んだのだった。
こういう時、身近な親戚は気が動転しているのか、案外頼れないなとも思った。
そして、思いがけず動いてくれる人がいて本当に感謝だった。自分でもよくやったと思うことにしている。とにかく、臨終から葬儀まではノンストップで、ありえないくらい心身共に疲れた。ほんと疲れるんですー。

身近な人が亡くなる時、どうしていいかわからないと思うが、とにかくどうにかなる。大丈夫。と、困っている方々に伝えたいと思う。
あ、こういう時、教会とかお寺とか結構頼りになると思う。固く閉ざしていうような門戸ですが、完全にフルオープンだと思うので、お近くの宗教施設に頼ってみてほしいなと。勧誘とか特にされないし、されたら変。
(フルオープンでいてくれ!いろやぁ!と願いと愛を込めて)

それではまた会う日まで。
(また会うまでという讃美歌は葬儀でよく歌う)








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