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宇宙視点から見る「運命の桃花」

昨日の引き続き、またまた中国ドラマ「運命の桃花」の話です。
このドラマ、一言でいえば天界の神仙(神様)たちのラブストーリー。
一見するとファンタジーなのだけど、生と死、輪廻転生などスピリチュアルな世界観をイメージとして見せてくれる、私的には宇宙的視点からの気づきを多く与えてくれるドラマなんです!
「こんなに心揺さぶられるドラマ、ある?!」って感じなんですよ~。(TT)


<ネタバレ注意>

神の世界、天宮に生きる霊汐(れいせき)は、劫(ごう=試練)を受けるために人間界に降りる。
そして人間、林黙(りんもく)として生を受ける。

そんな彼女の過酷な一生を見届けるため、九宸(きゅうしん)も人間界に降り、林黙に寄り添うことに。
神 “霊汐”としての記憶のない、人間として生まれた林黙は、そんなこととはつゆ知らず九宸に心惹かれていく。

そしてすべての劫が終わり、林黙 19歳の誕生日。
この日に死を迎えなければ、永遠に天界へ戻るチャンスはない・・
そんな差し迫った状況で、“九宸は本当は霊汐を愛しており、自分の死を見届けるためにそばにいた”ということを知った林黙は、ショックを受ける。

「あなたも私を殺す気? 私が死ねば霊汐が戻るからなのね?」
「そなたが霊汐だ。」

そして九宸は「天界で多くの者がそなたが戻ってくることを待っている」と林黙に話す。

“この死は、本来の彼女(霊汐)に戻るためのものであり、霊汐と林黙は同じ魂”

ということ必死に説得するも、どうしても理解ができない林黙。
自分は愛されていなかったと思い、九宸にこんなふうに言うのです。

私は今日で19歳になる
生きてきた日々は全て記憶の中にある

それが絵空事だと言うの?
全ては劫(ごう)だったと言うの?

九宸、あなたが寄り添ってくれた日々は、今日のためだった
そうよね?

あなたの心には最初から霊汐しかいなかった
私を愛してた?
違うでしょう?

九宸、忘れないで
桃の花の咲く家であなたと暮らし
あなたのために衣を縫い 煮炊きをし
あなたに嫁ぎたかった人間の娘を
その名は林黙

あなたが待っていた女子は霊汐よ
間違えないで

そして自分の死を望む九宸のために、命珠(魂)を渡し、彼の腕の中で息を引き取る。

・・死と同時に天界に舞い戻った霊汐は上神に昇格し、今までのすべてを理解し、天宮で九宸と再会を果たす・・

****
突然話は変わって、この場面で岩瀬アキラさんの動画を思い出しました。
岩瀬さん曰く、

現実(この世)は魂が見ている夢
幻想ではあるけれどもすごくリアル
かなりリアルに見える世界

ここで、「運命の桃花」の先ほどのシーンとまさにリンク!

林黙にとっては、今生きる世界(=この世)がすべて。
だからこう言うのです。

生きてきた日々は全て記憶の中にある
それが絵空事だと言うの?

今という現実を生きる私たちにとって、林黙は同じ立場であり、その気持ちはすごくよくわかります。

今が幻なら、生きてきた日々って何なの?
林黙はきっとそんな気持ちだったのでしょう。

“幻想ではあるけれどもすごくリアル”なので、そう思うのもやむをえない。

けれども(宇宙視点で見ている)九宸は、“死とは単なる事象のひとつにすぎない”と彼女に言うも、悲しいことに通じない。。。

“九宸の心には霊汐がいて、自分はいない”と悟った林黙は、“私は林黙で霊汐じゃない、間違えないでね”と最後に言い残し、九宸のために自分の命を差し出す。

・・本当は違うのに。
目の前のことしか見えないって悲しい。切ない。(TT)

でも、死してすべてを悟る。
かつ試練を乗り越えたことで魂が昇格!
そのシーンはこちら。


「ああ、きっと、私たちの生きる世界もこうなんだろうな・・」と、
なんとなく頭の中で理解していることを、このドラマはしっかり可視化してくれる。

この世は夢であり、あの世が現実。
この世での辛苦は、あの世での栄光。

まさに宇宙のしくみをそのまま見せてくれている。
そんな「運命の桃花」はBS12で放送中です!



ちなみにサブタイトルについている「三生三世」とは、
小仙時代の霊汐、人間 林黙、上神となった霊汐、
の3つの生を描いたドラマだから。

それぞれ違う3つのキャラクターを演じたニーニーさんの演技も見どころですよ!

今日も記事をお読みいただきありがとうございました♪
(タイトルの写真はcinemartサイトより)

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