メンター本を通して変わった”有料記事”への向き合い方。
運命的な出会いってあるものだ。
私の場合はそれが『本』だった。運命的に出会ってしまった気がするのだ。出会うべくして出会ったと言っても良いかもしれない。
その本は、いわゆる”お金”にまつわる本だった。けれど、その本に書いてあるのは、お金儲けのハウツーではない。
”人生の指針”
大袈裟に聞こえる?大袈裟かもしれない。うん。
けれど私にとっては、自分の持ってきた価値観が180度ひっくり返るような経験だった。あぁ、今この本に出会えてよかった。そう思う。
(以下、この本をメンター本と呼びます)
私はこうしてnoteを書いているけれど、書き始めたきっかけとしては暇だったからだ。
留学をしようと決心して仕事を辞めた。丸々1ヶ月間、仕事も何も無い時間があったのだ。どうしようかと考えて、私はnoteを始めることにした。
何かしらの媒体で記録をしておかなければ、私のこの1ヶ月は流れて消えてしまうだろう。そんな風に思ったから。
noteは2回やってみたことがあった。1回目はコーチングを受けていた時にその記録として。2回目は何か発信をしたくて、HSPとかメンタル系のことを2、3個書いて終わった。
書くことだけは好きで、こうしてパソコンに向かうこともさして苦ではなくて、けれど2回挫折している。また同じことになるんだろうかと思いながら、3回目のnoteを始めた。そしてここまで続いている。よく分からん。
続ける秘訣だとか、フォロワーが何人だとか、そういうことは気にしていない。書く内容も固定していない。ただ好きだから書いている。そしたら続いた。それだけ。
これからもこうして雑記帳のようにnoteを続けていくのだろうな。
それでもいいなと思ったのだけど、少し憧れがあった。
有料記事、メンバーシップ。
正直、私には有料記事なんて恐れ多かった。
お金をいただいて提供できる情報なんてないし、例えばお金を頂いたとしても『何て価値のない記事!!』『100円が無駄だった!!』なんて思われるのがオチだ。
そう思っていたのだけれど、メンター本を読んで考えが少し変わった。
そもそも、自分の生きてきた人生や経験してきたことに”価値がない”なんて思うのは余りに自分が可哀想では?
全ての人が違う人生を送っていて、そこに例え”お金を稼ぐスキル”だとか”バズるスキル”だとか、いわゆるハウツー的なものがなかったとしても、その人の人生には必ず価値があって、そこから学ぶものがあるはず。
その人の考え方、経験、暮らし方、人との向き合い方。
それらはハウツー本より、何倍も何十倍も価値があるものかもしれない。
そこに付加価値をつけて何が悪い。
私は留学生活のことを主に発信していて、そこに至るまでの過程も書いていた。留学生活にはお金がかかったし、精神的に悩むこともあったし、色々な経験もした。そこに付加価値をつけてはいけない訳がない。
だって私が努力して得た経験なんだから。
それを価値がないと自分に許さないことは、自分が余りに可哀想だと思った。
こんなことを書いたけれど、私はnoteをお金儲けのために使う気はあまりない。こうして残していく私の財産が、何かの形で返ってくればいいなとは思うのだけど、言いたいのはそういうことではなくて。
自分の人生にちゃんと価値をつけていいんだよ、って話。
もちろん、お金を頂く以上は何かしら相手に伝わるものがあった方が良い。何千円とかを設定するなら、ハウツー的なものは必要かもしれないけど。
有料にするか、しないかは書き手の自由だしね。
一度、書いてみるっているのは大きな一歩かもしれないなって思うんです。
それと。
有料記事に対する考えを変えてくれたのがこちらの記事。
『有料でコンテンツを販売する様々な理由』という項目にこんなことが。
ほぉ、なるほど。
確かに安全性、秘密性っていうのは大きな魅力。
この題材で書きたいなと思った時に、少し躊躇する題材って時々ある。私の場合は同性愛とか、お金のこととか。そういうのって自分を守るため(変な輩にやいやい言われないため)にも、少額の有料記事で一つ線を引いておくのはありかもなと思う。
こんな使い方が!と思ったのはこちらの記事。
有料記事設定されてますが、全文読めますので是非。
最後の最後に、『募金の気持ちで投げ銭を』と100円の購入ボタンが。
なるほどね!!!
目から鱗。確かにこれだったら全部読んでみて、面白かったなと思えば払えばいい。払ったのに面白くなかったという負の感情も防げる。
そして単純に応援の気持ちが湧く。笑
私も面白かったよ、の投げ銭をさせてもらった。こういう使い方もありね。
と、いった感じで有料記事に対しての捉え方を少し変えることができたので、今年はチャレンジしてみるつもりです。
まずはやってみないと始まらないもんね。
自分の経験にも、自分の文章にも、価値があるよって。
自分が自分を一番信じてあげないと、勿体無いから。
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