明日から語学堂の授業が再開する。

韓国留学に来て思うのだけれど、面倒くさくて避けていた『単語を覚える』という行為は、結局かなり大事なことなのだと気づいた。

私は単語帳を開くのが昔から嫌いで、中学・高校で英単語を覚えるのも正直苦痛でしかなかった。

長文の中で覚えていくのが良いとか、ドラマを見ながら知らない単語をピックアップしていくのがいいとか、覚える方法については多種多様にあると思うのだけれど、単語力があるか無いかは語学を伸ばしていく上でかなりでかい。

私は語学堂の4級からスタートしていて、出てくる単語も割と日常生活で使うものが出てくる。だけど1〜3級までの単語は、きっと”より”日常生活で使う単語を多く扱っていると思う。

日本で長いこと韓国語を勉強していて、私はそういう日常生活で使う単語を覚えようという努力をあまりしてこなかった。だから難しい長文は読めても、日常生活で言いたいことがパッと出てこない。

2ヶ月半過ごしてみて、『このままでは駄目だ。語学堂の級が上がって、試験でいくらいい点数を取ったとしても、このままでは話せるようにはならない。』そう強く思った。

きっと1級から順に上がってきた人たちは、私よりも日常生活で上手く話せるだろう。ベーシックな文法と単語を授業で習って身につけていくから。けれど私はもう1級から順に上がっていくことは出来ない。それなら自分でそこを埋める努力をしなければならない。

面倒で嫌で逃げていた『単語を覚える』ということをしっかりとやれば、どれくらい変わってくるだろう。どれくらい話せるようになるだろう。今はそんな風に少しワクワクしながら、初級単語の本に取り組んでいる。

語学堂で学生生活を送りながら、久しぶりに試験というものと真っ向から向き合った。どうすれば良い点数が取れるのか、単語を完璧に覚えるにはどういう方法を取ればいいか、作文を1文字もミスなく本番で書くにはどうしたらいいか。

好きなものだけを覚えればいいという勉強ではなく、授業で出てきたものを漏れなく完璧に覚えていく勉強。今までとは違うやり方をするしかなかったし、日々の努力が必要だった。

秋の2ヶ月半は自分なりに頑張ったし、これからの2ヶ月半も改良を重ねながら頑張っていきたい。語彙を増やしていくことで、どれくらい自分の力が伸びていくのか楽しみだ。

今日はここまで。

単語の勉強、頑張ります。（”티끌 모아 태산”＝『塵も積もれば山となる』をイメージして、富士山の写真をお借りしました。）