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言葉のおつかいのススメ


⇧リール動画をどうぞ

聴覚的な記銘力、という言葉があります。
聞いて理解できる記憶力のこと。
聞いたことをちょっと覚えておく力、というのかな。

これが伸びてくるほどに、言葉の理解や、会話がスムーズになってきます。

さて、幼児期に遊びながらこの記憶力を伸ばすことができますよ。

言葉のお使い。
いわゆる、伝言をお願いする、というもの。

家族内で、すでにこんなやりとりをしていますよね。
「パパに、ご飯できたよって、言ってきて」とか、
「お兄ちゃんに、早くお片づけしてって、言ってきて」とか。

これこれ。
これでOK。

私がよくママ達にお勧めしていたのは、相手の返事もちゃんと聞いてくるお使い。
例えば、
「パパに、りんごとみかん、どっちがいい?って聞いてきて」と子どもに伝え、
そしてパパがなんて言ったか、要はりんごとみかん、どっちを言ったかを
ちゃんと、聞いてくること。

そう、相手に言いっぱなしではなく、
相手の返事もちゃんと覚えてくること。

これね、人への意識を高める力も促進してくれます。
3、4歳くらいの子はもちろん、
ちょっとマイペースさん、受け身的なコミュニケーションが多いタイプの5歳にも有効です。

自分の言いたいことは一方的に言うタイプの子にも、お勧めですw

お使いって、
相手の意図に合わせて動くこと。
これって、すごく大事な力です。
発達のこれからの伸びを予想するときにも、この力がどれくらい育っているかが
ポイントになります。

発達を知る面白さは、
いろんなことが、繋がっていること。
なので、何か問題を感じたり、困ることがあれば、
実はその糸口になるものは、ちょっと別のところに隠されていることがよくあって。

だから、何にも手立てがない、ということはない。
何かしら、日々の暮らしで無理なくできる、小さな工夫はあると思います。

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