エシスタミネを復活させよう?

Estaminet
フランス語だが、
19世紀初頭、レストラン史の黎明期に、
ベルギーの国境を越えてオランダからやってきた言葉で「煙草と酒がのめる店」という業態に使われ、パリに流行りだした。

もっともこの業態はフランスでも18世紀の半ばにはあった。
要は、日本の歓楽街のどこにでもありそうな、小さな飲み屋さんだ。
飲み屋さんは、のん兵衛と煙草好きが集う場所だった。
が、今、世界的に、禁煙傾向が徹底されつつあるので、いずれもう、居酒屋からも煙草はすっかあり締め出されそうだが・・・
ここで、提案。
もう一度、「エスタミネ」の復活を!
ただし、嫌煙家は近づけないし、きれいな空気を好む客は足を遠ざけるだろうけど。エスタミネが食文化史に存在したことは、忘れたくない。

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