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イギリス・オーストラリア医学部受験記

注1)この記事は2014年度入学の体験記です。それ以降制度の変更などあると思うので、参考程度にしてください。

注2)この記事では、医学部入学に特化した内容を書きます。一般的な入試対策や出願までの流れはこちらの記事を参照してください。

注3)以下、A-levelというのはこちらの記事に詳しく書かれていますがイギリスでいう高校のことです。イギリスでは日本の高校卒業証明を認めていないためこれを取る必要があります。



イギリスにわたって A-levelを始めたのですが、私が通った学校は「医学部受験のための専門の先生がいる」ということを売り文句にしていました。ここからもわかるように、イギリスの医学部受験は日本と同様に成績が求められ倍率も高い、ということの他に特別な対策が求められます。

すべてを終えてみて思ったことは、イギリスの医学部入試には就活と同じようなスキルが求められるということです。大学に入る時点で将来の職業が決定しているので理にかなっているとは思いますが、何を求められているか知らないとスタートラインにも立てないので知識を付けることが大切です。準備に時間がかかることが多いので、早めのの準備が肝心です。

具体的に何が必要となってくるかを説明します。

1.成績

科目はおおよそ生物、化学が必須であり、あと一教科は物理や数学から選ぶ人がほとんどです。大学にもよりますが、これらのすべての教科の高校の成績でA判定を取ることが最低限必須となります。ただし、B判定でも成績以外のパフォーマンスが良ければそちらを重視する大学もあるので、あきらめる必要はありません。

2.Personal Statement (自己推薦文)

自己推薦文自体は医学部に限ったことではなく、ほかの学部に出願する際も提出が求められますが、医学部とオクスブリッジにおいては志願する人の成績がみな優秀であるのもあって、特に重要視されます。内容も、医学部に出願する人の暗黙の了解として、複数の特定の内容を盛り込むことを求められます。自己推薦文はとにかく自分がいかに医師としてふさわしい素質を持っているか、ということを売る書類なので、各段落ごとに一つか二つそれを盛り込み、それを裏付ける証拠(活動内容、そこから何を学んだか、どう感じたか)を書くといったスタイルになります。

私は最初どういう風に書けばいいかわからず、先生に添削されるがままといった感じだったのですが、この本を読んで各段落の内容を分析することでずいぶんと仕組みがわかるようになりました。この本にはたくさんの合格者のpersonal statementと、その合格者がそのステートメントでどの大学に合格したかということが書かれています。後で書きますが、大学によってどのような生徒を取りたいかというのも異なってくるため、特に行きたい大学がある場合はその大学に合格したステートメントに特に注意して読んでください。

典型的な医学部のpersonal statementに盛り込む内容としては、

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イギリス・オーストラリア医学部受験記

さりねか

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生まれも育ちも日本、19まで旅行以外で日本を出たことがなく、それなのにひょんなことからオーストラリアに放り出され、0から海外生活の基盤を築き上げてきました。大学は紆余曲折を経てイギリスの医学部に進学。日本→オーストラリア→→イギリス(いまここ)。ツイッターもよろしくお願いします。
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