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あなたのサロンは「二度と行かないサロン」になってないだろうか。

こんにちは。ごとうです。

あるお店が8か月で閉店してしまいました。
それを知ったのはInstagram。
「閉店のお知らせ」
1年も持たなかったことのお詫びとこれまでのお礼が書かれていました。
「あ。やっぱり。でも残念だな」

実際私は、このお店にオープン時に行きました。その時の気付きと「これって個人サロンも同じだよね」と思ったので、その理由も併せて書いていきます。これを読むと個人サロンには何が必要なのか。何が大切なのかいうことを知れるかもしれません。

なぜなら、商売の本質は同じだからです。



「あそこに○○で有名なかき氷やができるらしいよ」


そう友達に聞いた昨年の7月、小さな町にオシャレな「かき氷や」がオープンしました。

○○産の氷を使用!○○(観光地)で大人気!
美味しそうな山型の写真のチラシ。
(値段は掲載していなく、高いのだと推測)

行ってみると、お店はハワイを意識した内装。
座席数は4人席が4つ。カウンターに席が4席。20席ほどのお店です。
小さなお店なので、おしゃべりも少し気を使うような感じでした。

まんまと友達の口コミにのせられて行ってしまったのですが、お店を出た後こう思ったのです。

「たぶん1年持たないな」

その理由は

「また次も行きたいと思わなかったから」

では、なぜ私が「次も行きたいと思わなかったのか」それを、お客の目線で分析してみました。

■なぜ次も行きたいと思わなかったのか

その小さな町で売られているかき氷は、個人店でも200円~300円程度。
車で街にでると、老舗のお茶屋さんや老舗の喫茶店で500円~800円で素晴らしく美味しいものをいただけます。

そんな地域になぜ、観光地と同じ金額の氷を出そうと思ったのか・・・とにかく

・その場所に出すにしては金額が高い(900円~1400円)
・写真と実物のギャップがあり残念(オープンしたてだから?)
・値段の割においしさの感動なし(よくわからない)
・推しの氷の説明書きなど一切ない(ワクワクしない)

トータルで「何も魅力がない」

「あの有名なかき氷が食べれる!」そんな期待値よりも、実際の体験値が下がってしまうと、人の感情は盛り上がるどころか盛り下がってしまいます。さらに「騙された気分になる」のですね。

これは、わたしたち個人サロンも同じです。
「期待していったのに体験値が下がると、次行こうと思わない」のです。

お客となる人は、自分の悩みを抱えながらあなたのサロンを見つけ、他と比べ、選び、期待を込めて、勇気を出して予約してくれます。
その結果、お客様が「感動」「納得」してくれると「またお願いしたい」と自ら「次の予約を入れてくれる」のです。

反対に、お金を払って体験したけれどそれ以上の「感動」も「納得」も感じなかった場合は「また来ますね」といって、もう来てはくれないのです。

もしかしたら、あなたもお客の立場で、そんな経験があるのではないでしょうか。

「感動しない」
「納得しない」
「ワクワクしない」

トータルで「何も魅力がない」


どんな場所でもそうですが、そう感じる所にまたお金を払って行こうとは思わないのではないでしょうか。
そうすると残念なことに脳が「二度と行かない場所」として認定してしまうので、次何かのアクションを起こしても盛り上がりに欠けてしまうのですね。このたった1回が命取りなんです。

余談ですが、数年前に初めて歌舞伎を見に行きました。
「難しくてわからないかも・・・」
しかし、予想よりもはるかにのめり込み感情移入し、涙し、笑い、ドキドキして、お客とのコミュニケーションに感動しました。
だから「また次も行きたい!」「今度は真ん中でみたい!」そう強く思ったのです。これがもし、感情移入できず、ワクワクも感動もせず「難しくてよく分からない」そんな印象をもったら、その先どんな案内が来ても、脳が二度と見ないものとして、シャッターを下ろすので見に行かないと思うのです。


話は戻りますが、そのお店も、氷のシーズンオフにはランチを提供したり、他のイベントもやって頑張っていたようです。しかし、結局次のシーズンを迎える間もなく閉店となってしまいました。

■長く愛される個人サロンになるには


「また次もお願いしたい!」

と思われるサロンになることです。

期待と不安を持って勇気を出して来てくれたお客様に対して、全力で向き合い「感動」「納得」「信用」を生み出せば「また利用したいサロン」に認定されるのです。

もっと言えば
次回予約をお客様のほうから頂けるサロンになること」です。

そのためには「導線をつくり」それに沿った「快適な誘導」が必要です。
なぜなら、お客様は感動したあと、どうしていいか分からないからです。

快適な誘導を例えるなら、混雑しているカフェで、どこに座っていいのか分からない。座りたいのに座れない。そんな時「こちらへどうぞ」と誘導されると嬉しいし安心しますよね。それと同じです。

厳しいようですが、飲食店もわたしたちのような個人サロンも「次また行きたい!」と思われなければ、継続は難しい・・・。

継続されるためには、まず始めに、また行きたいと思う喜ばれる快適なリピート導線を作ってから、発信、集客、HP作成、それら全ての活動をすることが重要になります。


残念ながら、美容健康業も3年で90%廃業すると言われています。
せっかく志高くオープンしたサロン。末永くたくさんの人に愛されるサロンになりたいですよね。そのためには「また利用したい」「あなたにお願いしたい」と思われるサロンになりましょう。それが、お客様もセラピストもサロンも幸せになるかたちです。


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いつも読んでいただきありがとうございます。 お客様に喜ばれるサロンへ。セラピストが心から幸せだと思う仕事を。サロンが右肩上がりになるように、これからも発信を続けてまいります^^