オックスフォード留学を振り返る~ファンディング編~

荒木 啓史

今日は大晦日、2019年も残すところあと1日となりました。思い返せば、3年前の2016年12月31日、私はイギリスから日本へ向かう飛行機に乗っていました。オックスフォード大学で初めてのMichaelmas Term(10~12月の1学期)を終え、Hilary Term(1~3月の2学期)が始まる前の一時帰国です(ちなみに4~6月の3学期はTrinity Termと呼ばれます)。オックスフォードへ留学する前は、できるだけ日本に戻ってこないようにしようと考えていたのですが、留学開始から半年間は単身渡英しており妻子は日本にいたため、お正月くらいは家族の時間を持ちたいと思い帰国することに。当時、非常に充実した1学期目を終え、来る2学期へ向けて気力・体力ともに十分、といった状況でしたが、非常に悩ましい問題が一つありました。それが、今回の記事タイトルにある「ファンディング」(資金繰り)です。

1.高すぎる留学費用

留学を経験した/考えたことがある人にはお馴染みですが、英米の大学はとにかく高い。具体的な金額は留学先の大学や留学生の属性(国籍、家庭環境など)によって大きなバラつきがありますが、通常、非常に高額な授業料に加えて施設費や追加コース費用などが発生し、生活費なども含めれば年間で数百万円かかるのは当たり前、1千万円を超えるケースも珍しくありません。

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