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【サルタックブログ】

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国際教育開発の研究・政策・現場に携わる理事が、最新の潮流や実践の改善に繋がるTipsをご紹介します。 キャリア情報は別マガジン【国際協力キャリア】をご覧ください。
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記事一覧

デザイン問題化するアメリカの学校選択制度

学校選択。この言葉を聞いた瞬間ミルトン・フリードマンが主張した、学校バウチャーや教育の民…

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2年遅いノーベル経済学賞と、時代遅れなエビデンスの大合唱

こんにちは、理事の畠山です。今年(昨年・・・)もノーベル経済学賞の受賞者が発表されました。…

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なぜフォスターペアレントは時代遅れの国際教育支援になったのか?

こんにちは、理事の畠山です。 先日、副代表の川崎が、現地から届いた8周年の報告書を邦訳し…

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なぜ人々は人種問題で分かり合えないのか?ー批判的人種理論の教育を巡るアメリカの大…

こんにちは、理事の畠山です。今アメリカの教育界隈で最もホットなトピックは、もちろん新型コ…

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ランダム化とアメリカの教育政策研究

0. はじめにー教育政策研究とランダム化こんにちは理事の畠山です、皆様いかがお過ごしでしょ…

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国際教育協力に関する学術誌の話

こんにちは、理事の畠山です。先日Twitterを見ていたら非常に興味深いトピックが一部で話題と…

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今年の国際比較教育学の大賞論文はここが凄い!

こんにちは理事の畠山です。世界にはいくつも国際比較教育学に関する学会があるのですが、最も規模が大きいものはComparative and International Education Society(CIES)だと思います。そして、CIESが出版している学術誌、Comparative Education Review(CER)は、この業界を代表する学術誌と言って差し支えないと思います。 そして、CERから出版された学術論文の中で、その年に最も優れていたものに対してGeor

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途上国に絵本を送ってはいけないシンプルな理由

今年もよろしくお願いします、理事の畠山です。年末年始とサルタックの方でも相次いでミーティ…

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BLM運動の背後にいる障害を持つ子供達

こんにちは、理事の畠山です。先日、多くの方にご支援頂いたクラウドファンディングのお陰で、…

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新型コロナを機に考える、より良い教育政策のために政策実験やデータは必要か不必要か…

こんにちは、理事の畠山です。今日は、より良い教育政策のためにRCT(政策実験)やデータは必…

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日本の強みを理解した国際教育協力とはーより良い教員への支援を目指して

こんにちは、理事の畠山です。10月5日は世界教師デーです。日本ではあまり認知度が高くない日…

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国際識字デーに考える、識字を取り巻く国際教育政策の潮流

こんにちは、理事の畠山です。9月8日は国際識字デーで、サルタックが設立された日でもあります…

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幼児教育無償化から考えるーアメリカの研究結果は日本にとって妥当なのか?

現在幼児教育無償化に関する議論が進んでいますが、これに大きく影響を与えているのが、ノーベ…

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国際比較教育学は終わった学問か?―日本は外国の教育から学ぶ必要などないのか?

前回の記事の末尾で少し触れましたが、米国では教育の国際比較はもういらないのではないか?、という議論が巻き起こっています。この議論は、国際比較教育学の重鎮であり、Comparative and International Education Society (CIES)の会長も務めた、スタンフォード大学のマーティン・カーノイ教授が、国際比較よりも国内比較の方が有用であると主張したことに端を発しています。 日本よりも圧倒的にコスパの低い基礎教育を実施している米国ですら国際比較教

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