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夢だった国際協力のお仕事。

サルタックゆるわふ日記にようこそ!理事のイトウネシア杏子です。

現在、私はユニセフインドネシア事務所でJPO3年目として働いています。前職のNGOや大学院を入れると、国際協力の道に進んでから8年以上が過ぎていることに最近気づきました。国際協力の道に進む前のキャリア(IT系企業に6年間)よりも、期間としては長くなっていた様です。(通りで年齢もそれなりになっている訳だ)

いわゆる純ジャパ、学業もそこそこ。

小学生の頃から海外への関心はあったもの、大学学部まで日本で過ごしてきました。大学生ぐらいの頃から、国際協力への関心はうっすらとあったものの、誰に何を聞いたら良いのか、よく分からず、具体的な行動は一切取れていませんでした。それ以前に、何だか「国際協力」と聞くと、意識高い系の人たちが集まっている印象で、どこか敷居が高く感じられ、当時の自分には到底その分野で何か出来る自信もありませんでした。そればかりか、海外に出たいという思いから挑んだ学内の交換留学試験も、見事な敗退。大学在学中も、何とか単位を取れる程度の学力でした。何となく緒方貞子さんの様なグローバルで活躍する聡明な女性への憧れは抱いていたものの、その夢は夢見るばかりで学生時代を終えました。

しかし、海外には引き続き関心があったため、大学卒業と同時に(正確には卒業前)、渡米し、オペアというホームステイプログラムに参加したり、その後も初めての就職先は中国を選びました。しかし、元々関心があった国際協力分野とは違う、バリバリ民間のIT分野のお仕事でしたし、戦略的なキャリア選択とは程遠い、何となく選んだ就職先でした。

幸運にも仕事自体はやり甲斐があり、上司や同僚、また顧客にも恵まれ、仕事に没頭する日々を送っていました。

しかし、そんな中、東日本大震災が起こったこともあり、今の自分のままで良いのか、と考え直す契機となりました。

今の仕事をこの先ずっと自分はやっていくのだろうか。自分は何か社会に貢献出来ているのだろうか、と自分の人生やキャリアについて真剣に考え始めました。

人生一度きり、やりたいことをやろう!そして、誰かのために役立つことを。

昔憧れていた「国際協力」への思いが、自然と湧いてきました。そうだ、この道に進もう。その分野に関する確固たる情報も、人脈も、保証も何もありませんでしたが、直感的にその道に進むことを決意したアラサーでした。

そんなアラサーは、まずは憧れていた海外留学をスタートして目指すことに。国際協力分野といっても広いので、何を専門分野にしようかと考えた結果、教育を選択。そんなこんなで、何とか無事に留学(と同時に結婚もw)したのでした。

そんな経緯から始まった私の国際協力人生。

それから,

英国大学院卒業→サルタックの活動地ネパールでインターン→教育系NGOで勤務(日本事務局及びミャンマー駐在)→JPOに合格し、ユニセフにて勤務

といったところで、今に至ります。

まだまだキャリア半ばの自分ではありますが、以前の自分を思うと、憧れの一つだった国際機関で働ける今の自分を幸運以外の何者でもないと感じます(勿論、それは周囲の支えがあってのこと)。同時に、当時の自分にも、あなたにも十分出来る!自分の可能性を信じてあげて、と言ってやりたい自分もいます。

そんな私の紆余曲折あるデコボコ人生経験をもとに、今回、サルタックのウェビナー企画で、私の国際教育協力分野でのキャリアについて存分語らせて頂く企画(畠山理事、趣旨合っていますか笑)を有難くも頂けることになりました。

題して、国際教育協力セミナー

7月9日(日)日本時間15:00ー17:30
前半は、畠山理事からの国際教育協力全般についてのお話、その後イトウネシアより、といった流れです。

以前の自分の様に、国際協力への関心はあるけど、何をどの様に始めたら良いの?NGOで働くには?国連で働くには?語学はどの様に?などなど素朴な疑問に、具体的なキャリア構築の秘訣を交えながら、惜しみ無くキャリアデザインのヒントを共有出来たらと思っています。

上述の通り、私のセッションの前に、畠山理事からの国際教育協力キャリア全般についてのセッションもあり、また希望者には個別カウンセリグセッションもある、リッチな企画となっています!国際協力、教育、大学院留学、NGO、国際機関などに興味関心がある方々、人生絶賛お悩み中の方のご参加も是非お待ちしております!

そう言えば、私の大学学部はキャリアデザイン学部というものでした。今、ようやく役立てる時が来たのでしょうか。。!?皆さまとお会いできることを楽しみにしています。当日にもQ&Aは設けますが、事前に聞きたいことのリクエストもあげて頂けると嬉しいです。

本日もお読み頂き有難うございました。皆さまの穏やかな日々を願って、ナマステー。

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