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猿丸法師の歴史奇想〜神戸からのプロローグ

個人的趣味を超えて、商業出版にはできない歴史と旅へのアプローチを! 


 こんにちは猿丸です。コロナ前に東京から神戸に移住し、なかなかできなかった史跡、古代史巡りなどに勤しんでいます。東京にいた頃も西へ東へと愛車アウディA1で史跡を走っていましたが、神戸に住むと歴史がとっても身近です。神戸三ノ宮駅から京都でも奈良でも1時間以内に行けます。なんて素晴らしいんだろうと喜んでいたら、昨年一年はコロナで足止め状態に。それでも緊急事態宣言が解除された合間に、京都、奈良の史跡を巡っています。歴史巡りからの帰途、三ノ宮駅や元町駅から自宅に戻る前には南京町や旧居留地を通るので、ちょっと裏街の中華や寿司で一杯という楽しみもありますし、、、実に楽しい日々です。

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 私は元々東京の出版社で雑誌の編集者をしていたので、取材や撮影と称してよく史跡巡りや旅行グラビアなどを企画編集していました。雑誌商品として撮影したり取材となるとその丹精込める集中度は相当です(最近では全集中というべきでしょうか)。それらがなくなり、好きなように史跡を巡りや旅行していたら、もう一つ喜びが少ない(物足りない)ことに気がつきました。「やはり、誰かに読まれる緊張感がないと快感も少ないのかな」と思いました。雑誌作りからは引退したのですが、新しい読者との邂逅場所としてnoteを旧知の作家さんに教えてもらいました。
「そうだ、商業出版ではできないぺージづくりをしてみよう」と思い立ち、noteへの記事投稿を決めました。自分だけの企画書を書き、構成案を考える。最近は依頼原稿やクライアント主導の構成案がほとんどだったので、久しぶりにワクワクする日々でした。

 そして「猿丸法師の歴史奇想」というタイトルで、記事を投稿することにしました。テーマは古今の歴史の不思議と、私が歴史の中に垣間見る夢想(奇想)です。別に歴史学者ではないので、noteで真実を追求する気はありません。ここに書くのはただ歴史的風景からの囁きや、その現場を巡った印象から生まれる私だけに見える夢想(思いつき?)です。元が雑誌屋なので、読む人に「面白い」と感じてもらわなければ我慢ができません。神戸の地の利を生かした取材をし、毎週日曜日に記事投稿をする予定です。歴史と旅好きの人は、ぜひ一緒に幻を垣間見ませんか。

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