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テレビのリモコン

我が家は電池のストックが割と十分にある方だと思う。

単1電池や角形乾電池、ボタン電池のストックこそないが、単2・単3・単4は常備している。
私は電池の在庫確認などしたことがないが、夫がよくしているようだ。

高校一年生の息子や小学四年生の息子が小さい頃は、ラジコンやライダー系、戦隊モノのおもちゃ、プラレールやなんやかやのために電池が大量に必要だった。
その習慣なのだろうか、常に電池は家にある。

とはいえ、急にテレビのリモコンの電池が切れると困ってしまうのだ。
電池のストックがあるにも関わらず、困る。

テレビが切れない。
テレビの電源が入らない。
見たい番組のチャンネルのボタンが押せない。
音量が大きくならない。

そんな時、私はテレビのリモコンをひっくり返し、フタを開ける。
たまにしか開けないので、いつも開け方がわからなくて困ってしまう。
とりあえず、どこかをスライドすればいいと思い、手のひらの摩擦を利用しスライドを試みる。

手のひらの摩擦のおかげもあり、難なくテレビのリモコンのフタを開けることができたりもするが、予想外のところが開いてびっくりしたりもする。
お前、そこがフタやったんか、と。

例えるなら……

思いつかない。
すぐに何かに喩えたがる習性をやめたい。

フタを開けるととりあえず、乾電池を外しもう一度はめなおす。
よくわからないけど、ここでもまた手のひらの摩擦を利用し、乾電池をくるくると回転させてみたりもする。

今、ここまで書いてみて気づいたことがある。
手のひらの摩擦とテレビのリモコンの関係性についてだ。

この二つはとても密接しているのではないか。
そういえば、テレビのリモコンを持つ際も、滑らずにリモコンを持つことができるのは手の摩擦のおかげでもあり、ボタンを難なく押すことができるのも、きっと指の摩擦のおかげであろう。

摩擦については、また次回にでも考えていきたいと思う。

ここでいったん話をテレビのリモコンに戻そう。
乾電池を入れ直すと、不思議とリモコンは復活したりもする。
きっとなんらかの拍子で、乾電池が少し浮いてしまっていたのではないかと考察している。

しかし、乾電池を入れ直してみてもリモコンが使えないことがある。
その際は、やはり乾電池を新しいものと交換する必要があると私は考えている。

冒頭で我が家には乾電池のストックが十分にあると述べた。
けれども、ここで私は困ったことに気づくのだ。

我が家のテレビのリモコンの乾電池は単4であることが多い。
ちゃんとストックもある。

しかし、あれがない。
あれ。
そうだよ、あれ!
じゃないほうの電池がないのだ。

じゃないほうの電池......
その名も、マンガン乾電池!!!

うちにあるのは全て、アルカリ乾電池なのだ。
困った、非常に困った。

これではテレビのリモコンの電池が替えられない。

乾電池は用途で使い分けた方がいいのだ。
アルカリ乾電池はパワーがあり、長持ちする。一般的にこちらを使うことが多いかもしれない。
マンガン乾電池は、休み休み使うと電圧が回復するという特徴があるのだ。
そのため、懐中電灯やリモコンなどはマンガン乾電池を使うことが望ましい。

アルカリ乾電池を使ってしまうと、液漏れの可能性が出てくる。

危険だ!!!!


なんでだろう。
マンガン乾電池が必要になる可能性もわかっているはずなのに、私は、私の夫はアルカリ乾電池を買ってしまう。

パワー・長持ちのキャッチーなコピーに弱いのだ。

馬力と持久力。
どちらも兼ね備えていると言われると、どうしても頼りたくなるのが性ではなかろうか。

ただ、それだけでは疲れてしまい故障してしまったりするのだ。


たまにはマンガン電池のように、休み休み回復しながらのんびり進んでいくのもいいのではなかろうか。



この記事が面白くて、私もテレビのリモコンで記事を書いてみたいと思い、書いてみました。

目の前にあることをテーマにnoteを書くことができたら、多分、永遠に書いていけるんじゃない?って思ったけど、果たしてそれが面白いかどうかは別の話。




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