ささちゃん

やや真面目に書きます。

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マガジン

  • サバイバーの話

    機能不全家族について

最近の記事

ねほりんぱほりん、今シーズンは虐待した親の回がありますね。予告カットを見て、お風呂で子どもを沈めた話にふと思い出すこともありました。

    • 小池光の「わからなさ」と服部真理子の「わからなさ」

      まず、『短歌・2015年4月号』「次代を担う20代歌人の歌」と『歌壇・2015年6月号』…時評「わかる」とは何か、「読む」とは何か(服部真理子)を読まれ上での論考であることを共有していることを前提としてほしい。  以下はどちらも『短歌・2015年4月号に掲載された服部真理子の作品である。 a,水仙と盗聴、わたしが傾くとわたしを巡るわずかな水 b,白木蓮に紙飛行機のたましいがゆっくり帰ってくる夕まぐれa,小池は「イメージが回収されないのでキツネにつままれたようである。」と服

      • 冬の日の思い出

           冷蔵庫の中に鮭の切り身を見つける。今朝は水たまりに薄く氷が張っていた。とても寒い。夜には雪になりそうだ。暖かいご飯を作ろうと思う、鮭を使って。ちょうど牛乳とバターがあるから、クリームシチューにしよう。玉ねぎとじゃがいも、ニンジンをざくざく切る。全部鍋に放り込んで、じっと待つ。そしてこんな日は、思い出してしまう。父のことを。  私は私のことが好きじゃなかった。いや、大嫌いだった。なぜなら、私はダメな人間だと思っていたから。そう、ダメな人間だと「思っていた」から。もっと

        • 石田衣良『北斗 ある殺人者の回心』を読みました。 愛を受けず、心のないまま生きてきた主人公が、愛によって心を取り戻す話に思えました。

        ねほりんぱほりん、今シーズンは虐待した親の回がありますね。予告カットを見て、お風呂で子どもを沈めた話にふと思い出すこともありました。

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        • サバイバーの話
          6本

        記事

          自分が今まで生きてこられた事について、色々な方の直接的・間接的な手が添えられていたという実感を、今さらながら持っています。今、生と死の境で揺れている人が、少しでも生を志向できますように。

          自分が今まで生きてこられた事について、色々な方の直接的・間接的な手が添えられていたという実感を、今さらながら持っています。今、生と死の境で揺れている人が、少しでも生を志向できますように。

          カステラちゃんとかまぼこちゃん

          カステラちゃんとかまぼこちゃん

          noteはじめました。 案外重めの話もありますが、基本人生に肯定的です。 がんばるんば。

          noteはじめました。 案外重めの話もありますが、基本人生に肯定的です。 がんばるんば。

          サバイバーから見た「2分の1成人式」

          考え直してほしい「2分の1成人式」——家族の多様化、被虐待児のケアに逆行する学校行事が大流行 学校リスク研究所の内田良先生は、これまで日本の学校教育の中で美化されてきた「独自の」文化に対して色々な提言をなさってきた。見えにくい(見ようとしない)日本の根性論・精神論に対して科学という万人にわかりやすい物差しで、ちょっと違うんじゃないか、と言う。もっと切迫して命の危険があるとはっきり言う。そして現場を変えようと試みる。人の命に対してすごく真摯な記事を書き、継続して考え、そして行

          サバイバーから見た「2分の1成人式」