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「オレの年収低いかも?」と焦る26歳男性に伝えたい、年収決定のカラクリ [DIGROW転職相談]

忘年会や同窓会の席で、友人たちからリアルな給料を聞いてしまったのでしょうか?「アイツ、そんなにもらってるのか!」と焦る気持ちはとてもよくわかります。

企業によっては入社時の初任給は相場より高いものの、その後の昇給が少なく、30代になると頭打ちになってしまうところもあります。ですので、今の時点で差がついているからといって、必ずしも焦る必要はありません。

短期離職はポジティブに言い換えよう

ところで、経歴を拝見したところ、すでに2社ほど転職を経験済みですね。

新卒採用をする多くの企業では、まだ仕事は一人前ではないものの、これから何年か在籍して、キャリアを積んで会社に貢献してくれる期待値込みで初任給を設定しています。ですが、その期待値が発揮できる前に退職・転職している応募者は、採用企業からどうしても厳しく見られてしまいます。第二新卒採用も一般的になってきたとはいえ、頭の隅に置いておきましょう。

過去の経歴は仕方がありませんので、これからのことを考えていきましょう。転職回数が多くても職種に一貫性があり、ポジティブな理由であれば挽回の可能性があります。まずは、どうして短い間に転職を繰り返したのか、振り返って分析してみましょう。人間関係?仕事が面白くなかったから?給料が安かったから? ネガティブな理由でも構いませんが、それをポジティブに解消できるかという視点で転職先をさがしてみましょう。

どうやれば年収は上がる?

一般的に年収を上げるコツは、経験やスキルを積み上げながら、成長している業界に身を置くことです。

経験やスキルは、ある職種を一定の期間続けることで獲得できます。そして、身につけた経験・スキルをステップアップする形で職種の幅を発展させたり、役職を上げていくことでさらに強固なものとなります。そのうえで、成長業界を見極めましょう。例えば、現職の素材業界は伸びていきそうでしょうか。海外との熾烈な競争にさらされているのではないでしょうか?

質問者さんの場合は、国内営業・海外営業の経験を活かしながら、別の業界でキャリアアップしていくのが近道かもしれませんね。

20代の年収がすべてではない。

20代の年収で一喜一憂するのではなく、この先30代・40代でどう年収を変化させられるか。ぜひ長い視点で転職の計画を立ててみてください。終身雇用の限界が宣言された今、友人たちの在籍する企業もずっと安泰とは限りませんからね。

まだ26歳です。キャリアを築くのはこれからです。転職活動がんばっていきましょう!

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