一つ前の投稿の分岐ルート考察

ルート1-A
永遠に、虚しき世界

友達A(以下A)が友達B(以下B)を◯したルート。
Aの気持ちも虚しく、二つの陣営は最終決戦として衝突することになる。
Bはその中でAにタイマンでの戦闘を吹っかけ、Aは仕方なく応じ、勝利する。

Bを失った世界。何度も問いかけ、必死に努力しても、その世界に至らざるを得なかったA。

Aはすべての希望を失い、そして戦闘で負った傷が致命傷となったこともあり、そのまま死亡する。
「これで…昔のBとまた会えるのなら…。」

ルート1-B
世界と共に、変化する

ルート1-Aと途中までは同じだが、Aが生きることを選択したルート。
Bを失ったとしても、戦いの中で得た仲間、そして世界を救ったという名誉。
失ったものがどれだけ巨大でも、その輝きに満たされない心は既にない。
それはBに依存しなくなったというAの成長なのか、将又、そうなるように変化「させられた」のか…

ルート2
全ては私の思い通り

決戦A敗北ルート。
Bは遂に目的を達成し、その勢いでAの陣営は全滅。遂に世界に破滅が訪れた。
そして完全に人類を逸脱したBは、そのままB陣営のさらなる野望を叶えるために永遠と戦い続けることになる。
Aへの未練など微塵も残ってやしない。永遠に貴方様の元でお仕えしますよ。

ルート3
私達の世界

Aとの決戦中に、Bの洗脳解除に成功した世界。
二人はA陣営に加わり、そして連携必殺の末、B陣営を壊滅させる。
世界は救われ、AとBも救われ、ハッピーエンド。

とはならなかった。
洗脳されていたとはいえ、Aに与えた尋常ではない損失、Bはそれを償うために一生を棒に振ることになる。
AからすればBから受けた傷は、Bを失う痛みと比べれば余裕で耐えられるもの。しかし、その周りが、世界がBを許すなんてことはない。
ここは私達が生きる世界。
それだけは、絶対に変わりようのない事実。

ルート4-1
私達「だけ」…

洗脳が解かれるまではルート3と同じ。

しかし、AはBを自分の敵として縛り付け、友情を破壊したA陣営のことを、いつの間にか酷く憎んでいた。
その結果。
「A陣営なんてもう要らない。B陣営も勿論許さない。これからは二人で、二人だけで生きよう。」

そして二人だけでお互いの陣営の破壊に挑む。

しかし、結果は力及ばず。
二人は共に力尽きる。

しかし、これで良かったのだ。
こんな不条理な世界に生きるくらいなら、二人一緒に逃げてしまえば良い。
世界の命運なんて関係ない。

最後の一瞬だけだとしても、
ここで二人、友達として、親友として
一緒に居られることが、AとBの本望なのだ。

ルート4-B
私達「だけ」の世界

ルート4-Aで、戦闘に勝利すると分岐する。

A陣営とB陣営、2つの陣営が滅んだその瞬間、世界は急に境界を失い、キラキラと崩れ落ちていった。
AとBは二人でそれを眺める。
「これで、全て終わったんだね」

全てを滅ぼした二人はもはや人間を完全に超越していた。
二人が持つ力は、もはや一つの陣営が持つ力に等しい。それは世界を創生することも容易く行えるほどの。

だから二人は、もう迷うことはなかった。
「一緒に作りましょう。私達『だけ』の世界を」


以上がエンドルート。多分一番グッドエンドなのが4-B。しかし酷いね。こうでもしないとハッピーエンドにさせられなかったなんて。
しかもこの各エンドに至るまでにお互いを◯しあうタイミングとかがあって、まずここまでも辿り着けるかどうかという。

もしゲーム化したら?やる。

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