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オリンピックに出場するという価値【シン・19日目】

北海道もやっと春から夏に向けて動く出した感じで,温かいから少々暑く感じる日が増えてきたように感じます
短い夏は目の前なのですが,夏を楽しむ余裕があるのかな?と少々疑問に思っております

さて,先日,引退表明をして日がたったオリンピアンと鬼ごっこをしました
(地方紙では私が数年前からサポートしていることが今年記事になっていますが,全国紙ではなっていないので基本的に知られていない: 一応公になっている)
仕事で札幌に寄るということで,時間を作ってくれ,子どもたちと公園で遊んでもらいました

息子は遊んでもらう前から小学校で遊ぶことを言いふらし,娘の方は早く会いたくてウキウキしておりました

オリンピアンと鬼ごっこをするって,子どもたちにとってすごく嬉しいことだと思うんですよ
でも,オリンピックに出場した選手のうち,どれくらいの選手が社会貢献に関わることができているのでしょうか?

出場するだけで大変なのにプラスαで成績を求められる厳しさを,オリンピアンを身近に見てきて,非常に重く感じることができました

確かに,国民からすれば,税金使って強化してもらったり,オリンピック行っているんだろうと思うかもしれませんが,選手はそのようなことは十分に感じているし,その期待に応えようとしていると思うんですよね
マイナー競技であっても

正直,オリンピックに出場した全選手が,人間的に素晴らしく,常識や社会性,いわゆる,人間力 (内閣府の定義: 「人間力」社会を構成し運営するとともに,自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力) が備わった選手ではないでしょう

ですが,オリンピックに出場するために,競技に打ち込んだことは事実ですし,競技を継続する力があることは確かだと思います

そんなオリンピアンと子どもたちがスポーツを通じてふれあい,スポーツを楽しむことを伝える場がたくさん作られることが,子どもたちが様々な身体活動,スポーツに触れるきっかけにになることは言うまでもないでしょう

発信力のある選手自身が独自に行動したり,スポーツ振興を運営する様々な組織が積極的にオリンピアンを採用して多彩な取り組みをしています
でも地方での開催は少ないですし,子どもたちがトップアスリートと触れ合える機会はもっともっと増やすことができると感じています

メジャー競技の選手ばかりが目立つ状況はありますが,マイナー競技でも素晴らしい選手はたくさんいますし,マイナー競技の選手が表舞台に出るからこそ,子どもたちが興味を持ってくれる機会も増えるのではないでしょうか

夏季競技も冬季競技も子どもの減少等により,競技人口が減ってしまっている現状があります
オリンピックに出場したからこそ得られる価値を社会貢献に繋げられるようなスポーツ界の仕組みを確立することも大切ではないかなぁと投げかけてみたいと思います

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