義務に追われるだけの人生

先月7月の中旬から地元の工場に入社してから早くも1ヶ月が経とうとしている。時の流れは自分の思ってる以上に早く、仕事中であっても時間の流れが20代前半の時に比べて更に早くなっているのを痛感する。

これまでフルタイム勤務について散々愚痴や文句、悪口を言ってきたが、結局「金の為」「生活の維持の為」にまたフルタイムで働かざるを得なくなってしまった。

こうなってしまった原因は自分で稼ぐ能力が無い事に尽きる。会社に頼らなければ金を稼げない。フリーランスや個人事業主になりたい気持ちはあるが、肝心のスキルや人脈も無く、途方に暮れている。

現在の職場ではあまり人と喋る機会は無く、ただひたすら同じ作業を繰り返すのでコミュ障にとって優しいといえば優しいのだが、作業所が汚く、手がかなり汚れるのと作業中8時間立ちっぱなしになる所が辛い。単調作業は嫌いではないが、それにしても週5日8時間というのは長すぎる。

職場にいる外国籍の社員の方たちはほぼ毎日2時間くらい残業をしていて凄いなと思うが、自分は体力的、精神的に絶対ついていけそうにないので、残業の提案を求められたらできるだけ断るようにしている。

入社の際、面接をした社長から「少なくとも3年は続けろ、絶対に辞めるな」と言われた。言われずとも、貯金が少なく、自分で稼げる手段も無い以上続けざるを得ない。

生活の為、キャリアの為、税金の支払いの為...こういった義務感だけを理由に一体どこまで耐えられるのか不安しかない。


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