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一度だけ会場が震えるほど笑いが取れた貴重な体験

私は基本大人しく、照れ屋で、つまらない人間であるが、同時に常に笑いを求めている。仕事柄人前で話す・説明することが多いが、どんな真面目な会でも一回は笑って欲しいという欲求がある。すべって失笑でも構わない。良く変なタイミングで変なことを言って、失笑を買って、自分だけ喜ぶという不治の病が発症する(笑)。勝手にすべり芸と呼んでいるが、まあまあ迷惑かけているなという実感はある。

笑ってもらえることによって印象に残ってもらえるということもあるけど、10分以上他人の話を聞いて笑いがセロというのは失礼なことだという信念みたいなものも何故かある。

そんな中一度だけ爆笑と取ったことがあるので、恥ずかしながら披露したいと思う。随分前に、会社の新人歓迎イベントでの部門発表した時のこと。約聴衆者100名の会場で最後に登場することとなり、皆疲れているから笑って疲れを一瞬吹き飛ばして欲しいという病気が出て、発表の前に聴衆を観察していて、直前にその小ネタを決めた。

ここで文章に書いてしまうと全く面白く無いのはご容赦を。冒頭で

「最後にちっさいおっさん出てきたな~ と心の中で思った新入社員の皆さん・・・・大きなお世話です!」

5秒間だけ、会場が震えるぐらいうけた。これが人生最高に笑いが取れた瞬間。有名な漫才コンビでお客さんの前に立った瞬間にそのお客さんの雰囲気に合わせて数あるネタの中からその日のネタを決めるという神業的なプロもいるけど、セリフ、タイミング、客層とかピッタリはまると面白くない私でも爆笑取れるんだなと嬉しかった。

本当にしょうもない、失笑にもならない文章を公開してしまって、申し訳ないし、恥ずかしいけど、「会場が震えるほどうけた」という貴重な体験でした(笑)

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