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誰からも褒められないような過ごし方をするのが、本当の休日。

※366日間チャレンジ、88日目。

韓国のアイドルグループBTS(防弾少年団)の最年長メンバーJINが、かつて語っていたこと。

お休みの日には、とにかくダラダラして、誰からも賞賛されないような過ごし方をするのがいい。

これ聞いた時は、「なるほど!」と思いましたねー。
いろんな過ごし方があると思いますが、日本の方の中には、
『休む=遊ぶ』
だと思っていらっしゃる方が少なくないので、
「たっぷり遊んだんだから、仕事を頑張らないと」
という声をよく聞くんですよ。

でも、この、
『たっぷり遊んだ』
の中には、休んだ時間が入ってないんですよね。
つまり、休みなのに、休んでない、遊んでたから疲れてるんです。

それなのに、なぜか、遊びの時間を休みの時間にカウントしちゃって、ひどい場合は、
「いっぱい遊んだんだから、あといいでしょ。
 しっかり働きなさいよ!」
なんて言われたりする。

いやいや、遊んでたら休めてないから。
疲れてるから。それが普通だから!

休むといったら、寝る!ダラダラする!動かない!
あるいは、軽く体を動かす程度の、積極的な休憩をする。
そうしないと、体力や気力って、回復しないじゃないですか。

『遊び=休み』の図式は、やめた方がいい気がします。
遊んだら、その分、しっかり体と心と気を休めるダウンタイムが必要です。

特にね、目に見えない“気を遣った疲れ”の回復は、一人でぼーっとしたり、寝たりしないと、ダメなんですよね。
ほんと、体を使ったら疲れる、というのはみんな知ってるけど、気を遣ったら疲れる、というのは、知ってても対処しない人が多いんですよね。

体と同じく、気も使ったら消耗するし、疲れるじゃないですか。
休みましょ?そういう時は。寝ましょう。

読書だって体力や気力を使うし。映画を観たり、美術館に行ったりするのも、なんだかんだで疲れます。

誰かに
「すごいね!」
「えらいね!」
と言われるような休日の過ごし方をしなきゃいけないんじゃないかな、って思っている人も多いかもしれないけど、もちろんそういう過ごし方をしてもいいけど、その逆でも大丈夫だから、安心してほしいです・・・。

写真は、昔、休日に夫と遊びに行ったトロントの公園で、誰からも褒められないような顔で巨大サンドイッチにかぶりついている私(夫が写す)。

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