見出し画像

「遅いぞ!」 国連安全保障理事会「ミャンマー情勢をめぐる緊急会合」ブルゲナー事務総長特使(ミャンマー担当)特使が各国が共同行動をとる必要がある」と主張➠ 中国が絡みで 制裁などの一致した対応が取れなかった

【「遅いぞ!」 国連安全保障理事会「ミャンマー情勢をめぐる緊急会合」ブルゲナー事務総長特使(ミャンマー担当)特使が各国が共同行動をとる必要がある」と主張➠ 中国が絡みで 制裁などの一致した対応が取れなかった】
 国連安全保障理事会というのは、人道的、人権に対してこんなにも対応がおそいのか。しかも、この緊急会合は英国の要請によってやっと動いたのだ。
オンラインで開催されたが、「ミャンマー情勢をめぐる緊急会合」を5日に開催し、ブルゲナー事務総長特使(ミャンマー担当)特使が「昨年11月の選挙結果とミャンマーの人々を支持することが重要であり、緊急に各国が共同行動をとる必要がある」と訴えた。
 そして、「国連に対するミャンマー国民の希望は薄れつつある」と指摘。 母親や学生らから国際社会の行動を求める「必死の嘆願」を毎日2000通受け取っていることも明らかにした。「ミャンマー国民の民主主義への願いを守るのはわれわれの共同責任」と強調し各加盟国に行動を促した。
 イギリスのウッドワード国連大使も、「安保理が一致した声を発することが重要だ」と述べたが「制裁などの一致した対応」が取れなかったことも明かした。

画像2

【だが、ミャンマーと関係が深い中国の張軍国連大使は「暴力は許されず、大規模な流血は防ぐべきだ」とする声明をこの会合のあとに出した】
 最終的に結局中国は「ミャンマーの主権を尊重するよう求めた」のだ。
「ミャンマー国民の民主主義への願い」や「安保理が制裁など一致した対応」に対して、完全に中国が水を刺した格好になっている。
 これは、中国の香港(次は台湾)への非民主的行為を正当化し「一国二制度から中国統一」したためなのは明らか。
 ミャンマー軍をめぐっては、単独制裁を科しているアメリカやイギリスと中国の溝は埋まっておらず、今後、国際社会が一致した対応を取ることができるのか。いまだ、不透明な状況になっている。
国際社会のなかで、野蛮な中国がネックになっているのだ。

そんな折、こんなおぞましいニュースが入っているーー。
【ミャンマー デモで犠牲の女性遺体 墓掘り起こしに非難の声 NHK 2021年3月7日 21時51分 】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210307/k10012902731000.html

画像1

クーデターへの抗議デモが続くミャンマーで、今月3日、デモに参加し犠牲になった19歳の女性の遺体を当局が検視を行うためとして墓から掘り起こし、市民から非難の声が上がっています。
 ミャンマー第2の都市マンダレーで今月3日、クーデターに抗議するデモに参加していたチェー・シンさん(19)が頭を撃たれて死亡しました。
 目撃者の話によりますとチェー・シンさんは当時、警察と対じする前線付近からデモ隊に指示を送っていたということで、翌日営まれた葬儀には大勢の人が集まりその死を悼みました。
 チェー・シンさんの死は国の内外のメディアで広く伝えられ、デモ隊もその姿を描いたイラストを掲げるなど抗議運動の象徴的な存在となっています。
 遺体はその後マンダレー郊外の墓地に埋められましたが、ミャンマーの国営テレビによりますと警察が裁判所の許可を得て墓から遺体を掘り起こし、検視を行ったということです。

画像3

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Twitterの反応ーー。
●peace_prayer@peace_prayer
国営テレビは、検視の結果頭から摘出された銃弾は警察のものとは異なり、チェー・シンさんは警察がいた方向からは撃たれていないと伝えました」「誰がこのようなうその報告を信じるだろうか」
●akazukin7777@akazukin7777
中国式捏造。『国営テレビは、検視の結果頭から摘出された銃弾は警察のものとは異なり、チェー・シンさんは警察がいた方向からは撃たれていないと伝えた。』
●しろくま@hontounokotoga1
酷いねぇ! 悍ましいねぇ!
後から違うやってない。の根拠のため、まるで今の日本政府みたい
●ArranHeik@ArranHeik
すでに50人以上を自国民を殺しておいて、ここまでやるのか。
逆に、国民が怒るだろう。火に油だな。
●A.Wada@senryoAIIT
”国営テレビは、検視の結果頭から摘出された銃弾は警察のものとは異なり、チェー・シンさんは警察がいた方向からは撃たれていないと伝えました”
言い訳するために墓を暴いたわけだ。
●小林渡@有限会社AISA@aisaco
死生観は国によって違うと思いますが、仏教を重んじる国で、堂々と墓を掘り起こして、その結果をもっともそうに発表している時点でどうかと思う。命を奪われただけでなく、弔われたのにさらに辱めを受けるとは…。合掌。
ーー以下略ーー
【拘束されたアウン・サン・スー・チー氏が党首の国民民主連盟(NLD) 国軍との対決姿勢で、新組織「連邦議会代表委員会(CRPH)」を創設】
 クーデターで拘束されたアウン・サン・スー・チー氏が党首を務める国民民主連盟(NLD)が、国軍との対決姿勢を鮮明にしている。

画像4


権力を握った国軍の統治機関に対抗し、新組織「連邦議会代表委員会(CRPH)」を創設して、国家を率いる構えを見せ、国軍が警戒をしている。
 CRPHは昨年11月の総選挙で当選したNLD議員を中心に結成された。国軍が総選挙で不正があったとして結果を認めないため、CRPHは独自に議会を開き、メンバーが議員に「就任宣誓」した。
 また、スー・チー氏を事実上の国家指導者である国家顧問に「再任」。国軍が任命した閣僚を受け入れず、大臣代行を置いた。クーデターの正当性を認めず、NLDが改選議席の8割以上を獲得した総選挙結果を基に、統治を主導する意向だ。
 CRPHは国際的にも受け入れられつつある。ドイツのショイブレ連邦議会(下院)議長はCRPHに書簡を送り、「国軍はミャンマーの民主化を不当に停止させた」と非難。「皆さんが苦境を乗り切るよう願う」とエールを送った。
 国軍は国連総会の会合でCRPHの立場からクーデターを批判し、国際社会に支援を訴えたチョー・モー・トゥン国連大使を解任。ティン・マウン・ナイン次席大使を代理大使に指名した。しかし、次席大使は辞意を表明。ミャンマー国連代表部はチョー・モー・トゥン大使がそのまま務めることを確認し、国軍は面目をつぶされた。
 CRPHは市民の間で支持を広げている。
一方で、焦りを募らす国軍はCRPHを違法と認定。 離脱を表明しなければ厳しい処分を科すとメンバーに警告している。
 まだ、これでも泥沼になる可能性がある。
やはり、これは国連や「民主国家」各国が団結して、ことに当たらねばならないだろうし、この先も対中国を念頭に、世界を独占しようと企んでいる中共の包囲網を構築していく必要があると強く思う。

#ミャンマークーデター #国連 #軍事体制 #世界各国 #対中の包囲網を構築を #民主国家 #中国 #非民主的独裁国会  



 
 
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?