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「矛盾だぞ!」 竹中平蔵氏「コロナ問題最大の課題は病床不足」「医療ムラを解体しないと、日本は良くならない」の発言があって➠厚労省と都が「病床確保を要請へ 拒否すれば病院名公表」へ 自分らが医療削減しておきながら、大きな矛盾だ。

【「矛盾だぞ!」 竹中平蔵氏「コロナ問題最大の課題は病床不足」「医療ムラを解体しないと、日本は良くならない」の発言があって➠厚労省と都が「病床確保を要請へ 拒否すれば病院名公表」へ 自分らが医療削減しておきながら、大きな矛盾だ】
 「国民は時間が経過すれば忘れる」のこれが典型である。
自分たちで、医療や保健所削減をやってきておきながら、竹中平蔵は「医療ムラを解体しないと、日本は良くならない」。
 そして、政府の厚生労働大臣と小池都知事が「コロナ患者向けの病床確保と最大限の患者受け入れを要請するとし、これに従わなければ病院名を公表する」ということを発表したのだ。

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❶【8月22日に竹中平蔵氏(菅政権の「成長戦略会議」)は自身のツイッターで新型コロナウイルスの病床問題について以下のようなことをTwitterでつぶやいた。】

「『医療ムラ』(原子力ムラなら分かるが「医療ムラ」とは何を指すのか)を解体しないと、日本は良くならない」と述べ、医療側が病床の拡大を拒んでいるのが原因だと訴えた。
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❷【きのう23日 厚生労働省と東京都は、都内の全ての医療機関に対して脅しともとれる発言をしている】


 新型コロナウイルス患者向けの病床確保と最大限の患者受け入れを要請すると発表した。 医療機関が人員不足など正当な理由なく要請に従わなかった場合は勧告し、従わなければ病院名を公表することができる。
 いきなり「改正感染症法」を持ち出しきている。
 確かな確証はないが、この、厚生労働省と東京都の発言は、「官邸主導」で「自宅療養で死亡するケース」で、支持率低迷を交わすために、竹中平蔵の発想から出てきたのではないのか?

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【おかしな、連中である。かつて、自分たちが病床削減したことは棚にあげ、コロナで病床不足になったらこんな無謀なことを本気で言っている】
 ここで、やってきた病床20万床の削減、医療点数、保健所を削減した小泉・竹中平蔵、安倍政権のことを思い出してほしい。
 そもそも、医療や保健所を削減して来てたのはほかでもない自民党であり、竹中平蔵も関わっている。
 そして、このコロナ蔓延の中で、あろうことか更に今年度中にも、1万床減らす計画があるのだ。

まったく、矛盾している。
「自宅療養」に批判が集中してる中で、自分たちの無能は棚に上げて「医療・病院」のせいにしている。
これも、22日の横浜市長選挙の大敗で、衆議院選挙を意識しての、批判をかわす策略ではないのか? だが、世論からみれば、どちらも逆効果である。
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Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー
2021-08-05の記事ー。
小泉政権の竹中平蔵、安倍政権の医療病床削減が崩壊を招いた➠135万床⇒20万床削減。今年1万床も
https://ameblo.jp/kin322000/entry-12690428953.html
思い出してほしい!コロナで病床不足が露呈。小泉政権の竹中平蔵、安倍政権の医療病床削減が崩壊を招いた。ブーメランになっている。
 病床削減で「自宅療養」の原因は、かつての医療削減だ! 135万床⇒20万床削減した上に、更に今年も1万床も削減する気だ!
▼2015年3月9日の朝日の記事であるー。(名目は人口減少でまたもウソの財政再建(財政破綻説)である)

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なんとか残っていた、WEB記事であるーー。

【激論 医療制度改革>間違った政策はこうして生まれた−−−高齢者医療・介護の第一人者と元政策当事者が真相を語る】

 小泉政権による医療制度改革に端を発した「医療崩壊」は、今や誰の目にも明らかだ。産科・小児科の窮状や地域医療の空洞化。もう一つの「決壊地点」が療養病床だ。療養病床は主に高齢者への医療・介護を担ってきたが、2012年までにその多くが削減される。行き場を失ったお年寄りが難民化するのではないかと危惧されている。
 国民の命を左右する医療制度改革が極めて安易に決められた経緯が浮かび上がった。機能低下した霞が関による荒っぽい政策に、私たちは命と健康を委ねようとしているのだろうか。ーー以下略(長文だ)ーー

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そして、安倍政権では、2015年6月15日の日経新聞の記事であるーー。
【病床数を最大20万削減 25年政府目標、30万人を自宅に】

政府は15日、2025年時点の病院ベッド(病床)数を115万~119万床と、現在よりも16万~20万床減らす目標を示した。手厚い医療を必要としていない30万~34万人を自宅や介護施設での治療に切り替える。
各都道府県は目標に基づき、16年半ばにかけて地域の医療計画を策定する。
ーー以下略ーー

そして、コロナウイルス感染症が出てきて、この矛盾をやっとメディアが報道したーー。
【焦点:コロナ患者急増、病床削減計画見直しの可能性 政策の矛盾露わに ロイター 2020年4月16日】

昨年10月の政府の経済財政諮問会議(竹中平蔵は議員である)。「来年9月までに、まず公的・公立病院の見直しを出していただく」ーー加藤勝信厚生労働相は全国の自治体を対象に、余剰病床の削減計画を提出するよう要請。民間議員からも「官民合わせて過剰となる約13万床の病床の削減が必要だ」とする提言が行われた。 これらは昨年6月に閣議決定された経済財政の基本方針である「骨太方針」に「地域医療構想」に沿った医療提供体制の効率化と題して盛り込まれたものだ。 同9月には、厚生労働省が公立病院と日本赤十字社などが運営する公的病院の4分の1を上回る424の病院について再編や統合が必要だとして個別の病院名を公表。病床が逼迫している東京都でさえ、国家公務員共済連九段坂、東京都台東区立台東、東京都済生会中央、東京都済生会向島などの各病院が対象として挙げられ、全国の地方の病院再編計画も示された。

コロナ直前であるーー。
【諮問会議 医療費抑制で約13万床の病床削減を提案(19/10/29)】

 政府は経済財政諮問会議(竹中平蔵)を開き、今後の医療費の伸びを抑えるため全国で約13万床の病床を削減することが提案されました。
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この時のTwitterの反応ーー。


【今、全国で感染爆発である。「自宅療養者」はどんどん増えており、多くの人が急変で亡くなっている。もう減らした病床は戻せない】
 
ここまで、露骨やっていた医療削減だが。国民もバカにされたものだ。「国民は時間が経過すれば忘れる」のこれが典型ではないか。
コロナ発生から、医療従事者も保健所職員も不休でオーバーワークである。
この、自民党や竹中平蔵らが、極端な医療と保健所削減をしていなけば、今の医療は今よりもずっと余裕があり、その分「自宅療養」も減っていたはずである。

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 良くもまあ、ここまで自分たちが減らした「医療施設」について、「医療ムラの解体」とか、脅しである「病床の確保せよ」などと言えるものである。
 これは、自民党の「横浜市長選挙」での大敗で、総選挙での対策戦略であろう。 もう、22日の選挙の自民大敗がこんな形で「医療のせいにして」自己肯定論になっている。
 自分たちが、上記のように医療を削減しておいてよくも言えるものだ。
こんな、政策に騙されてはならない。
 本当のおろかで、呆れてしまう。

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