嫌な考え方から抜け出すちょっとした方法。

前回の記事の最後に書いていた
「嫌な気持ちから抜け出す方法」について
ちょっと書いてみたいと思います。

前回の記事から少し時間が経ってしまいました。
すいません。

大体、嫌な気持ちが起きるときというのは、
何かしらの事象に対してストレスを感じていることが多いですが、
ストレス自体の考え方を少し変えてみるといいでしょう。

結構有名な著書であるのですが、
スタンフォードのストレスを力に変える教科書
という本に、「ストレスは悪だ」と思うよりも「ストレスは役に立つ」
と思う方が身体にいい影響を及ぼすという事が書かれています。

詳しい事は著書に譲ることとして、

まず、ちょっとしたこととして、
「他人軸をやめてみる」
を考えて見ましょう。

大体ですが、ストレスが発生するときは「他人」が関わることが
多いのではないでしょうか?

自分がストレスの元になる場合、そこまでイライラする頻度は
多くないと思います。

たいていの場合は、前回も書いたように相手が絡んでくるわけですから、
「相手自身の評価基準、判断基準で判断されている」事が考えられますよね。

相手が「あなたは○○だよね」とか、価値観が違う意見を押し付けられたり
「○○しろよ!」等の話をされるとストレスが起こりやすい。

ただ、ここで怒りの感情が出てしまうと
「他人に感情を動かされている状態」だと思いませんか?

そうなってしまうと「相手の評価軸」上に自分がいることになってしまうので、
イライラしやすくなります。

ただ、「自分が思い通りいかない事がイライラする!」
という方もいると思いますが、これは無意味な感情になります。

誰かをコントロールして自分の思い通りにするのは感心出来ません。
それは相手を「洗脳」してしまうことになります。
もしかしたらあなたの伝え方とか言葉がまずかった可能性もあり得ます。

自分の評価軸で生きるという事を考えたとき、
自分で全ての事を選択していくという事が必要になるはずです。

「どういう仕事をするのか?」
「結婚は必要なのか?」
「お金はどれだけ必要なのか?」
「どういう考え方を持つのか?」

今あげたことのほかにも多々あると思います。

このような考えを自分の中で構築していくことが大事になってきます。
例えば職業で考えると以前であれば
「公務員が安定している」等と言われた時代もありますよね。

時代に即した流行りというものもありますよね。
それって自分で選んだものでしょうか?
それを流行らせることで、誰かの利益になっていませんか?
誰かが選んでいて、選ばないと仲間外れになるとかありませんでしたか?

仲間外れになると思っているなら、それこそ
「他人軸で生きる」という事になってしまうのです。
本来であれば「選ばないと仲間外れになる」ってものはありません。

それならどうやって自分軸を作るの?ってなると思います。
まず私が考えうる対処法を1つお伝えいたします。

それは…

「あなたが人の目や評価を気にせずに出来る趣味を見つけてください」

これです。

え?こんなこと?
と思われるかもしれません。

もうすでに現在進行形でやられている方もいるかもしれません。
それならば、もう1つそのような打ち込めるものを見つけてみてください。

そのためにはいろいろ試行錯誤していく必要もあります。

「これは自分が楽しめているのだろうか?」
「これをやっているとなんとなく楽しいな」
とかね。

その程度でOK。
自分で自問自答することが大切だと思います。

その時に打ち込めなくとも、
「今求めているものはこれじゃない」と学ぶこともできますし、
ふとした時に一気に集中してのめりこむこともあります。

私であれば、うつを患ってい時に、
体調を悪くする前から趣味になっていた
ダーツのプロテストを受けていました。
当時は休職している状態で受験したので、
特に受験したこと職場には伝えませんでしたが、
1発でプロテストに合格しました。

今ではもう資格を返上したのですが、
当時は北海道開催限定でプロツアーに参戦していました。

その時はいわゆる「新型うつ病」の状態に近かったのかな。
自分が好きなことをやっているときはすごく調子が良かったんですよね。

それはやっぱり自分が好きなことをやるのが一番精神衛生上
好ましいのははっきりしているし、
何よりも「自分の周りの人間が干渉しない」と
いうのが一番影響が大きかったと思いますね。
自分の好きなことに、それを理解しない親や上司、同僚に
口をはさんでほしくはありませんよね。

今ではまた傾向が変わって料理やネット麻雀が
趣味になりました。
料理は今でもいろいろ研究しているし、
ネット麻雀も奥が深いのです。

さて。今まで、
「あなたが人の目や評価を気にせずに出来る趣味を見つけてください」
ということを書かせていただきましたが、
もし余裕のある方は出来るのであれば、
1つ付け加えて考えてみてほしい事があります。

それは…
「あなたが人の目や評価を気にせずに出来る趣味を見つけた時、
それが誰かの為になるのなら、あなたの力や技術を与えられるので
あれば惜しみなく与えてほしい」

という事です。
もうちょっと簡単に言うと、料理であれば、
料理が得意になってきたのであれば、誰かの為に作る
機会があるのなら惜しみなくおいしいものを作れたらいいよね。

ってことなんです。

「与える」というのは相手あっての事なんで、
相手が必要としてなかったら必要はないのですが、

誰かが困っているときとかにあなたがのめりこんだことを
生かせることがあるかもしれませんよね。

自分だけがのめりこめることがあってもいいんです。
余裕ができてきたら、次にのめりこむものは、
自分ものめりこんで、相手の利益にもなるっていう物に
できたら確実に自分と相手の2人は幸せになるよねってことです。

自分だけがのめりこむものしか思いつかない人でも、
「それを他の人の幸せに活かすにはどうしたらいい?」って
考えてみると他人の為になると思います。

皆さんは何か思いつきましたか?
思いつかなくても悲観することはありません。
これから見つかるのかもしれません。

この記事を読んでくださった方は、
私の考え方を見てる時ぐらいは少し嫌な気持ちは
薄れたのではないでしょうか?
自分の事に向き合うことを書いたので。

私もまだまだ人間関係の事に関しては嫌な気持ちになる事もあるし、
感情に支配されちゃうこともあるからよろしくないんだけれども(笑)

そこはまた精進していきますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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