made in 他人の夢

「うれしい悲鳴をあげてくれ」
著 いしわたり淳治

「made in 自分」 の章を読んで気づいたことことを、簡単に書き留めておく。

この章の内容を要約すると、
小さい頃に他人から褒められたり、誰かに捏造された記憶を刷り込まれてしまうと自分が本当に好きなものと勘違いし、それを自身の夢に設定してしまう。
といったことだ。

私はこの経験がある。
小学生で剣道を始め、おだてられながら、メキメキ成長していった自分は、剣道が心の底から好きなのだと思ってた。

だから将来は剣道ができて安定した職業である公務員の警察官になるしかないと思っていた。

「将来の夢は警察官です」と言うと周りの親御さんにも先生にも褒められ嬉しかった記憶がある。

実際は稽古は死ぬほど辛かった、何回も辞めようと思ったが、仲間がいたから続けられただけだった。

結局中学は剣道しかしていなかったので推薦で高校に入学し、剣道は続けて頑張っていたがパワハラとほぼ暴力と化した稽古が本当に憂鬱だった。

ただここも先輩と仲間のおかげで続けることができた。

そんな中YouTubeの画面越しに自由に生きているDJ社長に心底憧れ、自分の本当に求めていた夢は社長になることに変わった。

大学で自分の学びたいことが決まり、夢に向かって走り続けることができている。情熱だけをガソリンに。

自分の夢は自分で発見してこそ夢になることを実感した。他人に作られた夢なんてものは一定の情熱はかけられるだろうが、必ずどこかでポッキリ燃え尽きてしまうだろう。





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