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危険‼️そういうワードを,簡単に使ってはいけないのよ‼️

「小学校には農業の入り口を、中学校では農業の楽しさ、段階に応じての教育をすることで農業に対する思いを持った若い人が出る」

リンク先の記事内容より一部抜粋

1️⃣危険な「楽しさ」というワード

学校現場でこの「楽しさ」という言葉は,かなり厄介で扱いには細心の注意を払わなければなりません。

様々なことが簡単に満たされる令和の時代,表面的に「楽しい」コンテンツなんて,いくらでもあります。そらもちろん,誰だって楽しい方がいい・・・に決まってます。楽しいの「質」の問題です。本当に農業の楽しさを知るためには多くのそれなりの知識・時間・場所が必要です。
中学生だからと言って,表面的な楽しさで誤魔化したって,見抜かれます。
今の学校の現場でそれができる・・・わけがありません。そもそも人がいないのだから。順番が違いますね。


2️⃣危険な「段階に応じて」というワード

学校現場でこの「段階に応じて」という言葉もまた,かなり厄介なのです。
聞こえはいいですが,実際はどうでしょうか⁉️

表面的な「楽しさ」だけで満足する子もいれば,全く物足りない子もいる。そもそも農業になんて興味のない子だって結構いるはずです。
もちろん,きっかけになって考え始めたり,興味を持ったりする子どもはいると思いますが,一括して「中学生には楽しい」を知ってもらいましょう・・・では,かなり限界があると思います。

入り口・・・楽しさ・・・
子どもを舐めすぎです。小学生だって中学生だって,大人が本気になれば,もっともっと考えられるし,進んでいけるんです。

【教育探究所ピストストーリーズ】

今回の記事も掲載されているマガジン,小学校教諭16年で得た学級経営に関するノウハウや学校教育に関する記事を集めた

「小学校の先生のための学級経営必携」

「小学校の先生のための,学習指導必携」


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