Junichi Sato

ソフトウェアエンジニア。 個人サイト → https://sat0b.dev

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プロフィール

佐藤純一と申します。ソフトウェアエンジニアとして働いています。 小さいときからコンピュータで遊ぶのが好きで、プログラミングや電子工学を学ぶために大学に進学し、大学、大学院の研究では脳コンピュータインターフェース(BCI) を利用した入力装置を開発しました。 新卒でヤフーに入社した後、検索バックエンドのエンジニアとして検索システムや類似画像検索システムを開発していました。 → Yahoo!ショッピングの類似画像検索の取り組み その後、会社の同期と社内起業に挑戦し、新規プロ

    • Kinesis Advantage360 Proの使用感について

      去年から僕はKinesis Advantage360 Professionalという分割キーボードを使っているのだけど、しばらく使ってきて良さが分かってきた。 現在の価格で日本円にして7万円越えと、キーボードとしては高価なので購入を迷っている人もいるかもしれない。そんな人のために1ユーザーとしての感想をまとめようと思う。 長く使っていて疲れにくいもともと僕はHHKB Type-Sを長年愛用していたのだけど、今まで以上にキーボードに触る時間が増えた結果、長時間作業していると

      • 最近4コマ漫画を作ってる

        「しろくま日記」という4コマ漫画のコンテンツを作っています。エンジニアしろくまの日常を描いた漫画です。僕がネームを書いていて、作画はちょめ美先生にお願いしています。 内容としては、他愛もない日常の話だったり、一部エンジニアだと共感できるかもしれないネタだったりを書いてます。 以下のサイトからこれまでの話をまとめて読めるので、よかったら読んでみてください。 あと、「疲れたOLちょめ美は異世界でも頑張ります!」という漫画もちょめ美先生とのタッグで制作中です。タイトルの通り、

        • 「しずかなインターネット」で文章を書く

          最近、しずかなインターネットというサービスで文章を書いてます。 しずかなインターネットは、noteに比べると見られている感が少ないので、エッセイ的な内容だったり、よりパーソナルな内容が書きやすいように思います。 あと、単純に文章の書き心地が良くて、なんとなくメモ程度に下書きを書いていたら、気づいたらそこそこの文章の量に成長していて、そのまま公開できるような印象です。 というわけなので、もし興味があれば読んでみてください。 参考までにいくつか抜粋します。

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        • 技術記事まとめ
          12本

        記事

          2022年〜2023年前半の振り返り

          フリーランス振り返り2022年からフリーランスのソフトウェアエンジニアとして活動を始めました。勢いでフリーランスを始めてしまったのですが、今のところは順調です。ワークライフバランスもよかったです。 思った以上に色々なプロジェクトに声をかけていただけて、さまざまな挑戦をすることができました。仕事内容としてはバックエンドもWEBもアプリも色々やれてよかったです。デザインにも手を出せるようになってきました。 ただ、今年になってGPT-4が登場し、プログラマは将来的に必要なくなる

          2022年〜2023年前半の振り返り

          個人サイトをリニューアルしました

          個人用のwebサイトをリニューアルしました。 元々こちらのサイト(sat0b.dev)には、ちょっとした自己紹介の内容を埋め込んでいるくらいで、 更新していなかったのですが、 最近フロント開発にもだいぶ慣れてきたこともあり、 個人サイトを作り直しました。Next.jsとTailwind CSSで作りました。 これまで自己紹介や経歴などもnoteにまとめていたのですが、 ちょっとした記事とかに埋もれてしまいがちなので、その辺の経歴などの情報は今後は個人サイトに書いていくこと

          個人サイトをリニューアルしました

          UIViewでテキスト入力を行う(UIKeyInput)

          前回の記事の続きです。 前回のテキストを描画した画面に、キーボードからテキストを入力を行う方法についてまとめます。今回も前回と同様にSwiftUI + CoreText (CoreTextSwift) を利用します。 テキスト入力テキストを入力するには、キャレットの表示や文字を挿入できるようにする必要があります。 UIKeyInputプロトコルを実装すると、システムキーボードを表示させ文字入力を行えるようになります。 また、日本語など入力するにはIME APIを通して

          UIViewでテキスト入力を行う(UIKeyInput)

          CoreTextでテキストを描画する(CoreTextSwift)

          SwiftでCoreTextを使う方法をまとめます。今回は、Swift用にCoreTextを使いやすくしたCoreTextSwiftというパッケージを使います。 CoreTextとはテキスト関連の機能の低レベルインターフェースで、自由度の高いテキスト描画が可能です。 CoteTextは属性付きの文字列(attributed string)を用いて、CoteTextのレイアウトエンジンによって表示されます。 CoreTextで利用する型は以下のようなものがあります。(頭文

          CoreTextでテキストを描画する(CoreTextSwift)

          GitHub Actionをローカル実行する - actのメモ

          GitHub Actionを新しく作るとき、GitHub上でテストしては失敗を繰り返してしまう。actを使って、ある程度ローカルで動作検証した上で、GitHubで動かせるようにする。 インストール 実行にはDocker環境が必要。 macOSの場合、以下でインストールできる。 $ brew install act mac以外の環境で、goが入ってる場合は、以下でもインストールできる。 $ go install github.com/nektos/act@latest

          GitHub Actionをローカル実行する - actのメモ

          セマンティックリリースでバージョン上げを自動化する

          最近、仕事のプロジェクトでReact NativeアプリのCI/CD環境 (Bitrise) を構築して、その際にアプリのバージョン上げをどうしようか考えたときのメモ。 やりたいことReact Nativeでは、iOSとAndroidそれぞれバージョンをつける必要があり、ユーザー向けの1.0.0のようなバージョン名の他に、ビルド番号(Androidでは内部バージョン)も管理する必要がある。 リリースの際は、これらの番号を更新してストアにアップロードするのだけれど、CIでデ

          セマンティックリリースでバージョン上げを自動化する

          最近のお仕事 2022年1月~4月

          最近の仕事の近況報告です。現在、フリーランスのソフトウェアエンジニアとして活動しています。 最近は、主にiOS・Androidのアプリ開発をしています。 (1) React Nativeアプリ開発React Nativeでアプリ開発をしています。バックエンドはRailsで書かれていて、たまにバックエンドのコードも改修しています。 外部委託で開発したアプリとバックエンドのシステムを引き継ぐところからスタートしたため、最初はCI/CDの環境整備をしたり、既存の運用を改善する

          最近のお仕事 2022年1月~4月

          最近MacBook Proを14インチにするか16インチにするかで悩んでいる

          2021年にMacBook Pro (M1 Pro)を買って、14インチで満足しつつも、ひょっとしたら16インチの方が使いやすいのではないかと、悩んでいる。 MacBook Pro (M1 Pro) 14インチは、バッテリー持ちも以前に比べるとかなり改善していて、CPUの性能も向上したため、普段使っていて全く不満を感じなくなった。画面サイズも以前より少し大きくなり、より快適になったと感じる。 が、16インチにしたらもっと快適になるのではないかと、だんだん思うようになった。

          最近MacBook Proを14インチにするか16インチにするかで悩んでいる

          UIのデザイン案を考えた

          前回の記事: 今週は、mac版のUIをAdobe XDを使って考えていました。将来的にiOS版も作る予定ですが、まずはmac版から開発しようと思っています。今のところ以下のようなデザインを考えています。 自分としては、macOSとiOSで同期できて、どちらでも軽快に動くアウトライナーが欲しいです。イメージはmacの標準メモアプリのような使い方ができるアウトライナーのイメージです。 基本的なアウトライナーとしての機能の他に、ノート、検索、タグなどの機能もサポートしたいと

          UIのデザイン案を考えた

          アウトライナーを作り始めた

          最近、ThinkFlowというアプリを作り始めました。 いわゆるアウトライナーでmacOS、iOSで使えるネイティブアプリとなる予定です。現状はまだ始めたばかりで、UIや機能を考えつつ、既存のSwift製エディタなどを参考にしながら、少しずつ作っています。 名前についてアプリはThinkFlowという名前にしました。アウトライナーは考えが流れるようにどんどん書いていけるものというイメージがあるためです。 名前を考えるにあたって『思考のエンジン』という本を参考にしました。ア

          アウトライナーを作り始めた

          最近アウトライナーを使うのが楽しい

          最近、仕事のメモやタスク管理にアウトライナーを使っています。シンプルながらも強力で使っていて楽しいです。 現在使っているツール最近はWorkflowy (https://workflowy.com/) を使っています。最初はコードブロックにも対応しているDynalist (https://dynalist.io/) を使っていたのですが、Workflowyのシンプルな使い心地が気に入り、こちらを使うようになりました。 アウトライナーとはアウトライナーとは、箇条書きでアウト

          最近アウトライナーを使うのが楽しい

          「PythonとTensorFlowで作る類似画像検索」が技術の泉シリーズから発売されました

          去年、技術書典11で書いた『PythonとTensorFlowで作る類似画像検索』ですが、加筆・修正されたものが、技術の泉シリーズ (NextPublishing) から出版されました。 技術書典11でPythonとTensorFlowで作る類似画像検索という本を出しました 内容について 類似画像検索とは、画像で似た画像を検索する技術のことです。(以前書いた記事:類似画像検索についてざっと説明する) 書籍では、PythonとTensorFlowを利用して、類似画像検

          「PythonとTensorFlowで作る類似画像検索」が技術の泉シリーズから発売されました