見出し画像

モノクロは精神を写す・GFX50S2

山道を歩く。ただ歩く。
自分の精神が静けさを求めている。
フィルムシミュレーションはモノクロ。
モノクロームの写真は自分の精神に近い気がする。
カラーは物質を捉えるが、モノクロは精神を捉える。すべてではないけれど。

GFX50S2にGF45mmF2.8を付けっぱなしでひたすら歩く。X100Fのラージフォーマット仕様だ。
 
午後から雪が風に舞い始める。とても静かだ。
ECMの創設者マンフレート・アイヒャーは“静寂の次に美しい音”を求め続けているが、静寂の次に美しい写真を求めてみたい。
しかしその静寂にはノイズが必要だと思う。美しいノイズと共にある静寂にとても憧れる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?