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過去は変えられる マインドフルに1年を振り返る

過去は変えられない。変えられるのは、今と未来だ!
というフレーズを耳にしたことがあります。
当時、何の疑問も抱かなかったのですが、瞑想を学び実践するうちに、「違う」ということに気づきました。

過去は変えられる

起きた出来事自体は、変わりません。
入学をした、家を買った、転職した。
その事実が変わることはないでしょう。

変わるのは、解釈。

人は起きた出来事ではなく、その解釈から感情が湧きます。

子どもの不登校、娘の難病発症、見知らぬ地へ移住

これらのワードは、ここ数年、私の周りに起きた出来事です。
もっと重たいものもありますが…汗。

あなたはこの事実を見て、どう感じますか?

私は「不幸」だと思っていました。
どれも望んだものではありません。
私にとっては全くもって「歓迎しない出来事」だったからです。

そこから数年、これら過去の出来事は私にとって「不幸」ではなく、自然と感謝したい出来事に変わりました。
「このせいで」が「このことがあったからこそ」に変わりました。
事実は同じ。変化したのは、私の心です。

マインドフルに過去を振り返る

無知、無明、マインドレスネスなど、言葉は違えど、「こころの働き」が苦しみを作り出します。

例えば、局所認識。
脳は物事のある側面だけ切り取り、意識にあげます。

プリンはおいしい、最高。
プリンは高カロリー、最低。

安全より、危険を教えてくれるので、ネガティブな面を切り取り、それが全てだと思い込みます。

良かったことより、悪かった出来事。
できていることより、できないこと。

思考に巻き込まれ、その言いなりだと、無意識に偏った評価を下してしまいます。

その評価は定かですか?

マインドフルに、思考の働きを静かにして、今年1年をただ振り返ってみてください。
当時良くない出来事、と思っていたことが、自分の成長に繋がっていたり、できなくなったからこそ、別な可能性が開けたこともあるかもしれません。
物事にはいろんな側面があります。

なんでもポジティブ変換して!と言いたいのではありません。
悔しかったら、悔しいままでいいし、悲しかったら、そう感じていいんです。

でも、じぶんの過去に対する評価を固定化せず、「仮」をつけてみてください。
全ては変化をします。

過去を固定化すると、未来すら変えられない

マインドレスネス=歪んだ眼鏡で世界を観ると、今も歪みます。
目の前に起きている出来事も、過去の亡霊、残像でしかありません。
その延長線上にある未来も、同じことの繰り返しになるでしょう。

瞑想を行うと、思考の影響力が薄れ、今までじぶんが現実と思っていたものが、どんどん揺らぎます。

マインドフルに1年を振り返ってみませんか?
あなたが認定した過去の評価、わだかまり、思い込みは、心の働きが作り出したもの。
過去は変えられます。
あなたは、もっと自由に、あなたらしく生きることができます。
今日も良い一日を。

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