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無知の知

古代ギリシアのソクラテスの言葉ですが、最近痛感しております。

事の発端はファイナンシャルプランナー(以下FP)2級の勉強を始めたこと。長らくお金に対して無駄使いさえしなければ大丈夫だろうと思って生きてきたのですが、元妻の買い物依存による借金でお金に対して真剣に向き合う必要性を感じて10月?11月?位からFP3級の勉強を開始。

FP3級の勉強をしている時には大まかな仕組みが多くて、そこまで疑問に思わずに覚えていたのですが、2級の勉強を始めて内容が細かくなってきました。

そうなると、まぁアレコレと気になる。
年金の繰り下げ受給にしても、申請はいつするのか、何回するのか、働いていたらどうなるのか、資産運用で収入があればどうなるのか等々。

幸いな事に、社会保険労務士をお持ちのnoterさんに詳細を教えて頂いて理解する事ができました。本当に感謝です。
しかしなぜ今まで何故疑問に思わなかったのか。

それは、何も知らないから疑問すら生まれなかった。それがFP3級の勉強で概要を学び、2級で少し深く学ぶ事で疑問を持つことができた。
そういえば学生の時も授業中、何も分からない時には質問ができなかったのに、家に帰って復習していると疑問が出ていた。

人は知らないから疑問が出るのではなく、知っているから疑問が出るんですね。

FPの範囲って社会保険、税金、資産運用、相続等どれをとっても今は必要がないかもしれないけど、いつか必要になる知識。私だと年金がもう10数年したら貰えるようになるわけですが、もらい方ひとつとっても繰り下げるのか、繰り上げるのか、そのまま65歳でもらうのか。制度を熟知していた方が自分に有利に貰う事ができます。

ある方とのコメントのやり取りで書いていた事ですが、お金の勉強は早くにしておいた方が良いと思います。資格取得は別としてFP3級の範囲は高校の授業に取り入れて欲しいぐらいです。

iDecoやNISA等も国が推進していますが、専門家程ではなくても知識を持ち早くから資産形成に取り組む事ができれば将来の不安が減るのではないかと思っています。

お金、お金と言うのはあまり好きではないのですが、苦しんだからこそお金の大切さや知識の必要性に気が付くことができました。
できれば苦しむ前に知っていれば良かったのですが、過去は変える事ができないので、未来をより良くする為にこれからも学び、疑問を見つけていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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