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心も環境も持続可能な世界を目指すエシカルジュエリーブランドYURI SATO。noteをはじめます。

はじめまして。

私は株式会社ON代表取締役のSATO YURIと申します。

これからnoteを使って
色々情報発信していきたいと思っておりますので
拙文ではありますがお付き合いいただければ嬉しいです。

弊社はジュエリー製造業をおこなっており、
YURI SATOというエシカルジュエリーブランドの運営をしております。


Official Website

第一回目の本日は、

ブランドコンセプト「大切なものは今ここにある」

について書いてまいります。

どのように私たちがジュエリーを作っているか、
ジュエリーを通して何を発信していきたいか、
ブランドに対する想い、

そんなことを書いていきますね。

Seed Pendant / Diamond Seed Pendant


ブランド創設者の私は元々2015年から2020年まで
アメリカのニューヨークに住んでいました。

YURI SATOは私がまだニューヨークにいた時に立ち上げたのですが、

私の日本帰国と共に上記の新しいコンセプトに切り替え
2021年3月に日本で再ローンチしたエシカルジュエリーブランドです。

大切なものは今ここにある


私がジュエリーを通して伝えていきたいこととは

「今あるものを大切にすることで、
私たちは物心ともに真に豊かに生きていける」
ということです。


近年環境汚染が進み、

多くの企業や行政が
SDGsやサステナブルな取り組みに力を入れ、
“持続可能”という言葉を本当によく聞くようになりました。

“サステナブル”や“持続可能”というと、
基本的に環境や資源のことを指します。

もちろん環境や資源が持続可能であることは非常に重要です。

しかしながら私は
「一人一人の心が整っていて持続可能かどうか」ということは
環境と同じくらい重要
だと考えているんです。


精神疾患を有する総患者数419万人

「第13回 地域で安心して暮らせる精神保健医療福祉体制の実現に向けた検討会」より抜粋


残念ながら日本はこれほど裕福な国にも関わらず、

自殺者は主要先進国トップ、
厚生労働省の患者調査による精神疾患を有する総患者数は2017年の段階で419万人とのことです。

また患者数の推移は2002年の258万人から
2017年には419万人へと15年間で1.6倍と増加しているそうです。

病院に罹った方だけでこれだけの数がいるので、

病院にかかるほどではない、病院に行く勇気がない、
そんな患者予備軍=心に不調を抱えた人がこの数字の背後にどれだけいるのでしょう。

私自身がニューヨーク時代に適応障害を引き起こし、
「私自身の心が持続可能じゃなくなった」ということを経験したこともあり、

多くの人の心が健康でないことは、
今私たちが真剣に取り組んでいかなくてはいけない課題だと思うのです。

ですのでYURI SATOでは、
環境や資源への取り組みはもちろんのこと

ひとりひとりの心が健全な状態でいれるように、ありのままの自分で生きていけるようにデザインにメッセージを込め、

環境も心も=物心ともに持続可能な社会をジュエリーを通して目指しています。


環境の持続可能性


ではどのようにYURI SATOではジュエリーをつくっているか
具体的にお話ししていきたいと思います。

弊社では新しく鉱山から金属や宝石を採掘するのではなく、

すでに存在しているさまざまな地上資源を有効活用する循環型ものづくりをしています。


都市鉱山の再利用ゴールドやシルバー

携帯やパソコンの中にも貴金属が含まれています。

みなさんは都市鉱山という言葉は聞いたことがありますか?

都市鉱山とは、都市でゴミとして大量に廃棄されているスマホ・パソコン・あらゆる家電製品の中に存在する有用な資源群(レアメタルなど)を鉱山に見立てたものです。

じつは私たちが日々使っている電化製品の中には、
ジュエリーの素材となるゴールド・シルバー・プラチナなどの貴金属も含まれています。

YURI SATOではそのような廃棄されてしまった電化製品から取り出され、再精錬をされたリサイクル金属を使いジュエリーを作っています。


再利用ダイヤモンド

日本には1兆6550億円もの使われずに箪笥の肥やしになっているジュエリーがあるというデータもあるほど、大量の使われていない宝飾品が眠っています。

ダイヤモンドもそんな不要となったジュエリーから再回収されたものを使用しています。


ジュエリーは循環型ものつくりに最適

ここでお伝えしたいのは、

ゴールドやシルバー、ダイヤモンドは再生素材だからといって、
経年劣化するというものではない
ということ。

ゴールドやシルバーは
分析をして、再精錬すれば、真新しいものと品質も価値も変わりません。

YURI SATO は専門機関の認定を受けた地金商社から買い付けた、
品質保証付き地金を使用しています。

また半永久に輝くといわれるダイヤモンドも、
再利用だからといって新品と比べて輝きが劣るものではありません。

ジュエリーの材料である貴金属や宝石はリサイクルし、
幾度となくカタチを変えては、生まれ変わらせることのできる

循環型ものつくりをするのに最適なアイテムです。


金鉱山も宝石の鉱山も採掘するのには大量の土を掘り返す必要があり環境への負荷が大きく、未だに水銀などの有害物質を使っている鉱山もあるとのことです。

また児童労働・搾取などの人権問題や紛争の原因にもなっている鉱山採掘。

ですがそんな問題の多い地球の裏側にある新しい資源採掘に頼らずとも、

すでにある資源を有効活用していけば、
ここ日本にはものつくりをしていける程の十分な資源が存在するのです。

YURI SATOのサステナビリティについて


心の持続可能性


前述の「資源は今あるものを大切にすることが重要」と同じように、私たち自身の心もそうだと思っています。


私たちは過去に後悔をしたり、未来に不安を抱いたりしてしまい、

今この瞬間を生ききれないことがよくあります。

過去の出来事はもう変えることはできないですし、
そしてその出来事を「よかったこと」とも「悪かったこと」とも
自由に捉え直すことだってできます。

またまだ起こってない未来への不安のために、
やりたいことができなかったり、必要以上に心配したりと、

人は過去や未来に意識が飛んでしまい、
今この瞬間を笑顔で過ごすということを忘れがちです。

過去への後悔・反省または未来の不安・計画はもちろん重要な時もありますが、一番大切な今を犠牲にしてまですることではないと思います。


さらに資本主義の社会や教育に影響する部分もあるのだと思いますが、

より多くのものを求める生き方や、
人と比べ、自分が保有していないものに不平不満を言ったり、

私たちは常に「ないもの」に意識が向きがちです。

しかしすでに私たちが「持っているもの」「あるもの」に意識を向けた時、
自然と感謝の気持ちが湧いてきたり、日常の何気ないものに豊かさを感じられるものです


ですので私たちの心も、
“今あるものを大切にする”ことができれば

どんな状況だって幸せや豊かさは日常に存在し、

それこそ外部的状況に影響を受けない“真の豊かさ”に気が付くことができるのはないでしょうか。

Diamond Seed Ring 


「大切なものは今ここにある」


物心ともに真に豊かで持続可能な世界を、
YURI SATOはジュエリーを通して目指していきます。


YURI SATO
人にも環境にもやさしいNY発 エシカルジュエリー
「心も環境も大切に、持続可能なワタシを愛する。」

https://www.yurisatojewelry.com/

Instagram:@yurisatojewelry / @yu.ri.sa.to




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