ダウンロード

『ティール組織の人事ってどんなことをしているの?~KIT修了生が経験した成功と失敗から学ぶ~』 参戦しましたー

今日は、僕の新卒の時に働いていた企業で一緒に働いていた方のFacebookでの告知情報を基に行ってきた、無料セミナーのレポートを共有させていただきます!!

イベントの詳細はやそもそもティールはなんぞやというのはこちらを確認いただくとして・・・

今日は、参加をさせていただいてなるほどなーって思ったことを中心に徒然なるままに共有をさせてもらいます。

そもそもなんですが、個人的にティール組織にはすごく興味関心がありまして、というのもずっと仕事をする上で、
「え、この売り上げを追いかけないといけないのって自分の幸せにどんだけ繋がってるの?」
「給料上がった分だけ心の豊かさって多くなるの?そんな関係ないよね?」

みたいな感じて、資本主義の理論で繰り広げられる会社運営があまり馴染んでおらず、"上場して東証の鐘を叩くのが目標です!"とかイキっている人を見ると「勝手にすればいいよねそれは😄」みたいな感じで、だいぶひいてそういった人たちを見ていたような気がします。

会社や組織の成長や拡大が、必ずしも個人としての幸せの総量には寄与しないよねー。。ってことを悶々と思っていたんだと思います。

そんな想いを新しい社会の流れという文脈から紐解いていったティールという概念に、自分のモヤモヤを言語化してくれている感覚があり、親近感を感じているのだと思います。

さて、僕の想いはおいておき、
ここで参戦記のレポートを書かせてもらいますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・ティールは現在表層的な「階層を壊したらティールだよね」見たいな思われ方をしており、言葉だけが拡がってしまっていると感じている。

・ティールの起源は、社会の大きな変化が起きるときに新しい組織の在り方が生まれてきている。現在は大きな社会の変化が起きる場所と感じており、そんなところから組織の在り方を模索したというのがフレデリックラルー。
(何を見つけたのか?)
ありとあらゆるものが生命体のようにまぜこぜになっており、その状態が最適化されている社会が実現されている事例を多く見かけるようになった。そこから、組織においても同じような状態が言えるのではないというので概念としてくくり出したのがティール。

・グリーンの弊害
 ①物事が決まらない(多様な価値観を尊重しすぎる)
 ②上層部と現場で溝が生じやすい(多数決の原理が働くため、意思決定の内容が経営層から見るとぬるい)

・ティールとグリーンの違い
"キャンプファイヤーの罠"はグリーンのことを言っている。みんな安心・安全で、周りに獣がいるかもしれない・宝があるかもしれないけど、キャンプファイヤーから離れようとしない。結果組織的には安心安全だが、イノベーションが生まれにくい。その次のステージ(外に目を向ける)がティールである。

・オレンジとティールの違い
機能別組織かそうではないか。現場の代わりに間接部門が経営戦略を考える・組織開発・人材開発を考える。明確なヒエラルキーが存在する。ティールは役割の違いで権限の違いではない。代替→一緒に みたいなイメージ

★ティール組織における経営者・リーダーの役割
→ 組織の対外的な顔である
→ 体現者である(同じルールの中で活動を行うロールモデルである)
→ 権限委譲をやりきる(任せる、そのためのコンテクストをつくる)
→ ソースである(存在目的の声を聞く)。存在目的が上司である。エゴが入った瞬間に現場の主人公感覚がなくなる(役に立つ存在から面倒臭い存在になってしまう)
※管理しない・計画を立てない・指示をしない

・組織は子供と一緒。子供の存在目的をあなたは決められないですよね。耳をすまして応援してあげることができる。

・存在目的とミッション/ビジョンは全く異なる
生命体であれば、Aさんが入れば存在目的が変わる。ミッション/ビジョンに当てはめた採用や組織づくりはオレンジ(俺の組織[機械]に人[部品]を当てはめるんだ)になっている。

★組織の施策において、意思決定の速さと浸透の速さは別物
目的ベースで考えると、浸透が早いのはどのような仕掛け・仕組み・仕立てが必要なのかを考える必要がある

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Q&A

Q.ティールにしたいという時のきっかけで多いのは?
A.8割の人は最先端だから・楽だから・売り上げを上げたい方。2割の人は幸せに働きたい・共鳴感を感じた。8割の人はやらない方が良い。

Q.262についてどのような組織体型(ティール)においても存在するのでは?
A.あくまで組織が良し悪しを測る物差しにおいて262として分別されるだけで、本来個々人の目的に対して生命体のように一人一人が向き合えているのであれば262という概念での分け方にはならない。

★結局は何かを測る物差し(誰かにとっての普通やあるべき論)によって、個々人の思考・行動が良いか悪いかで判断をしてしまうので、優劣が生まれてしまう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★の所の3つが個人的にはかなりしっくりきましたね。

ティール組織の本を読んでいる人でしか理解できないようなメモの撮り方となってしまっており恐縮ですが、各色の違いがすごくわかりやすかったので、そのまま書かせてもらいましたー。

以上参戦記でした!

この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?