団塊の世代、X dayはすぐそこに!

シニア(=自分)のQOLを向上させるソリューションを構想中です。
平凡な会社員が、自分や同世代のために定年(=働き方の転機)後も楽しく元気に生活できる世界の実現を目指しています。

大量リタイヤは、大きな社会問題になる!?

1945年~47年生まれの団塊の世代が、後期高齢者(75歳以上)2005万人で、総人口の16.1%。
この団塊の世代は、前後の世代の約1.5倍。

65歳以上の人数 3621万人
65歳以上の就業者数 912万人
ここから計算すると、65歳以上の就業率  約25%
若干乱暴ですが、70歳以降は、就業率も下がるので、20%として、これを団塊の世代に当てはめると、就労人数は、 2005万人 × 20% = 約400万人 

つまり、この団塊の世代 400万人が、今後10年に労働人口からいなくなります。
団塊の世代は、前後の世代の約1.5倍なので、例年より、1.5倍の労働人口は減って行く計算になります。
実は、単純な労働人口の減少ではなく、団塊の世代が支えてきた産業・中小企業から多くの方がリタイアされると、これらの構造が大きく変わるという事です。
これによって、混乱がおきる可能性があり、この「Xday」が直ぐそこに来ているのです。

具体的には、農業など個人経営の一次産業や、後継者問題に直面する中小企業が、一気に消滅する可能性もあると言う事です。
それが、どういう形で現れるかは、分かりませんが、サプライチェーンの停滞や、突然の部品の供給難などが起こると思われます。
もし可能なら、50、60歳台のシニアが、これらの産業を後世に残すためのつなぎ役として活躍できないでしょうか。
就職ではなく、個人で引き継ぐのではなく、シニアのグループで支えるイメージでしょうか。
実際には、個々の産業や、地位などの特性を調査する必要がありますが、今回はこの団塊の世代の大勢が居なくなる時の、社会問題を認識し危機感を実感しましたので、概要を書き留めます。

昔の経験や知識を生かして、継続して行けるといいなあ。

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