起業家のプレゼン聞きました(5)

シニア(=自分)のQOLを向上させるソリューションを構想中です。
平凡な会社員が、自分や同世代のために定年(=働き方の転機)後も楽しく元気に生活できる世界の実現を目指しています。

ソリューションを書こう

この記事を読んで頂きありがとうございます。
地域の起業家向けのイベントで聞いたプレゼンに、もし質問するとしたらどうするかを考えところから、リーンキャンバスを書くところまで来てしまいました。
(ざっくりとした流れです)

前回までは、まず、全体像を掴みました。
次に、顧客は「どんな人?」を考えました。
そして、思っていた課題を再検討して、「おお、やっぱりこれ課題みたいだねえ。」となった想定で、リーンキャンバスを描いてみているところです。
リーンキャンバスは、事業仮説を構造的に検証するのに役立ちます。

※ リーンキャンバスは、ビジネスモデルキャンバスとは違って、ステークホルダーなど、実際の事業は書きません。 事業の根本の部分を構造的に書くものです。

今回は、ソリューションを書きます。
(1)誰(どんな人)の、(2)どんな課題を、(3)どうするのか が書けたら、(4)どう解決するのかを書きます。
ソリューションって、提供価値を提供する方法です。

例えば、UberEATS。
UberEATSは、出前サービスです。
従来のお店では、注文を受けて、お店の人が出前します。
  誰の     = 注文した人の
  課題     = お店に行けない。行くのが面倒。問題を
  ソリューション= お店の人が、料理を自宅に届けることで、
  提供価値   = 自宅でお店の料理が食べられる様にします。

UberEATSは、 
  誰Aの     = 注文した人の
  誰Bの     = 注文を受けたお店の
  誰Cの     = 仕事の無い人、暇な人の  
  Aの課題    = お店に行けない。行くのが面倒。問題を
  Bの課題    = 出前できない。 人手がない 問題を
  Cの課題    = 時間はあるけど、お金がない 問題を
  ソリューション = Cが、B店で受け取って、A宅に届ける 事で、
  提供価値A   = 自宅でお店の料理が食べられる
  提供価値B   = 人手が無くても、出前できる
  提供価値C   = 空き時間に仕事・収入が得られる

と、簡単に書きましたけど、ストーリーになっている事が重要です。
このストーリーのディテールを、細かくすることで、現実的になります。
課題を細かくしていきます。
 なぜ、それが問題なのか?
 他に原因はないか?
どんな人? 本当に、そんな人いる? こじつけじゃない?
いつもそうなの? たまたまじゃない?
、、、
本当にそれで解決するの? 条件があるんじゃない?
などなど 自分に聞いてみると良いと思います。
ディスカッションすると良いと思います。
なるべく、思い込みをすてて、現実・ヒヤリングした結果から考えると良いとも思います。

(つづく)


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