失敗して、よかった
こんにちは!さとです。
わくわくライフデザインラボでは「侍クラスZoom」といって、一定以上の収入のあるメンバーが集まり、働き方や仕事について情報共有するZoom企画があります。
「仕事をする上で心がけていること」や「業務効率化のために手放したこと」などのテーマについて、メンバーそれぞれがエピソードを話します。
先日のテーマは「自分を変えた、オススメ本」でした。
メンバーのオススメ本がどれも魅力的だったのですが、今回は私が「侍クラスZoom」でオススメした本、和田裕美さんの『人生を好転させる「新・陽転思考」』(ポプラ社)を紹介します。
陽転思考とは、ポジティブシンキングと似ているようで少し違います。
たとえば、財布を落としてしまったとします。もしそうなったら「落としちゃった!最悪~!」となりがちですよね。
そんなとき、陽転思考ではこう考えます。
財布を落とした事実を受け入れる(変えられない事実だと認める)
落としたことで、何かよかったこと、学べることはないか考える
よかったこと=友だちがお金を貸してくれたこと。やさしい友だちがいてありがたいなぁ、よかった!
といった感じです。
よかったこと、学べることはひとつだけでなく、思いつく限り探します。
私は社会人になって3年くらい経った頃、人間関係に悩みしんどい時期がありました。そんなとき、この本に出会って救われました。
どうやって気持ちを切り替えていったかというと…
しんどいことを紙に書き出す
書き出した右側に縦線を引く
右側の一番上に「でもよかった。なんで?」と書く
しんどいことを読み上げ、それに対して「でもよかった。なんで?」と自分に問いかける
よかったこと、学びに思えることを右側に書く
右と左を見比べて、どちらが幸せで、どちらを選びたいか考える
ということを続けていきます。
ポイントは、「でもよかった。なんで?」と無理やりにでも毎回問いかけること。質問されると、脳は自然と答えを探そうとするんです。
そうすると、しんどい気持ちでいっぱいだった状態から、「あ、これはよかったかも」「学びになったかも」と明るい光が見え、気持ちが楽になっていきます。
この考え方が身についてくると、しんどいことがあっても、わりと早く気持ちを切り替えて動けるようになります。
だからといって、しんどい気持ちや辛い気持ちを否定したり、落ち込む自分は弱い人間だ…と思う必要はありません。しんどいときは、思いっきり落ち込みつくしてもいい、と著者の和田さんも言っています。
ただ、何年も落ち込んだ気持ちを引きずるのは、限られた人生の時間を考えたとき、もったいないですよね。
なので、気持ちが落ち着いたら「よかった」と思えることを探していく。自分の気持ちに寄り添いながら陽転思考していくのがオススメです。
失敗して、よかった。
失って、よかった。
辛いことを言われて、よかった。
どれも最初はしんどいですが、悪いことばっかりじゃない。
周りの人に感謝できる、自分が強くなれるきっかけになる陽転思考。
これからも、「よかった探し」を続けていきたいと思います。
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