日本語には「常用合法下ネタ」が存在する。
これは造語だが、
常用合法下ネタの意味は、下ネタ要素の入った、普段使いする日本語のことである。

そしてそれらは下ネタ要素が入ってないみたいなツラをして、下ネタと認識されないままのうのうと生きている。

僕は思うわけだ、日本人エロすぎ、日本語キモすぎ

今回はその例を二つ挙げたので、見ていこう。

のどちんこ

のどちんこは口の奥にぶら下がっている小豆サイズの赤いアレである。

そして別にちんこには見えない。

仮にちんこに見えたとしても別の表現でさけるべきなのに、

この部位の名付け親は

「あぁなんか喉の奥にぶら下がってるやつちんこみたいだなー。よしっ！ここの名前はのどちんこだ！！」

酔った勢いだとしたら勘弁してほしい。

おそらく名付け親は医学の研究グループの人だろう。

同僚たちが「それはさすがになんじゃないですか？」と止めなかったのが信じられない。

いくらその名付け親がパワハラ上司で同僚がグループの中では止められなかったとしても、名前を申請する機関があるはずだ。

そこの審査に通ったのが恐ろしい。

その時期の日本は過労でみんな疲れていただろうか。疑問は尽きない。


そこで、英語の和訳という可能性を考えてみた。

変だなと感じる日本語には、欧米からの圧力でそうなったんだー、というものが多々ある。

それならしょうがないかななんて半分思いながら、
そしてまさか外国人がthroat penisなんて日常的に言ってる訳ないと思うけどなともう半分思いながら調べた。

出てきた単語はuvula。

なんかあんまりみない感じの英語で気持ち悪いなという印象だったがこれはこれで医学用語として日常会話単語との棲み分けがきちんとできているなと感じた。

より、のどちんこの俗っぽさが際立つ。

他のネーミングはなかったのかを考えてみることにした。

まずのどちんこは全然見た目がちんこじゃない。

しずくとか、つららとか、鍾乳洞とか、しゃもじ、なんかが
僕の頭の中のデータだけでいうとパッと出てきた。

つららや鍾乳洞は口の中の洞窟感も相まっていいかんじだななんて思う。

形の再現度でいうと、のどちんこなんてしゃもじにしか見えない。

しゃもじなんて生活に根ざしてて風情がいい感じもする。

のどちんこの名付け親はいろんな人に「ここの名前どうしようかな？」と聞くべきだった。
そしたら何人目かでこの意見が出てきたはずだ。

僕が危惧しているのは、これらの単語が恥ずかしげもなく生活の中にあることだ。

常識的すぎて、わざと喉に食べ物を引っ掛けて
女性に対して「食べ物がここに引っかかっちゃって」と言って
女性も「あぁ、のどちんこのところに」と言ってしまっている現場があるはずだ。

そしてこの男は養殖ラッキースケベを得る。
あぁ甚だしい！

間違っても「女性でも持ってるちんこってな〜んだ！」というなぞなぞは思っても口にしないようにしよう。

あげまん

「あげまん」は「のどちんこ」の数十倍やばい。

それは扱ってる素材が「マ○コ」だからだ。

よくこういうことを言うと、
「なぜ男性器よりも女性器の方がNG感があるんだ！男女差別じゃないのか！」と思う女性もいると思う。

事実、そういう雰囲気はある。

この件に関しては、また複雑な問題があるので下のエッセイを読んでみてほしい。

https://note.com/satoharuki/n/nf0920404996d

とにかく、ちんこは可愛い偶像を持っているが、マ○コは持ってないということである。

実際今も、マ○コだけ○をつけながらこのエッセイを書いている。
なんか避けちゃうのだ。

僕が「あげまん」という単語と初めて出会った時、この「まん」はMANだと思っていた。

「あげMAN」という単語だと思っていた。

そしたらどこかのラジオで聞いたラジオパーソナリティの会話で衝撃を受けた。

「いや〜あげまんよね。あいつは。」
「あっでもあいつ男やからあげちんか。」

嘘だろっ！あげまんのまんってそういうことだったの！？

みんな普通に使ってる単語の中にこんなハプニングがある訳ないと思っていたので衝撃はえぐかった。

会話中で聞く時には、あげまんは女性に対して使われてる場面をよくみるので

「あぁ女性に対してあげまんはまだ男女平等意識が根付いていないのだな。ビジネスマンがビジネスパーソンになっているようにあげまんもあげパーソンになるようにしていかないとだなー」
なんて思っていた自分がなんてバカなんだと。

あげまんとあげうーまんがあるんだなと思っていた純粋な子供が裏切られた瞬間だ。

自分のアイデンティティをしっかり持ってないとグレていただろう。

あぶねぇあぶねぇ

令和の元号が決まった途端に「令和18年ってr18になるんじゃねww」っていうのがツイッターのトレンドになる日本はやはり変態大国であろう。