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一番の節約方法って何?【FPのひとりごと】

FPがよく聞かれる質問
「一番の節約術って何ですか?」
FP的模範解答は「まず固定費を削減することですね」ですが…

固定費とは住居費(家賃やローン)、通信費(携帯の料金など)、保険料などのことを言います。

ワタシ思うんです。
一番の節約は家賃やケータイ代を減らすより

「健康でいること」やろ。

ワタシも持病を抱えている身なので偉そうなことは言えませんが🥲風邪でもなんでも、病気になるとお医者さんにかかったり、お薬代などお金がかかります。
もっと重い病気になると、入院費や手術代も必要になってくるし、

入院時の自己負担費用(手術なしの場合)
5日未満 平均10.1万円
5〜7日    15.6万円
8〜14日     21.0万円

出典:生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」

長期にわたって入院するとなると、仕事ができなくなり収入が減少する場合もあります。

入院時の自己負担費用と逸失収入の平均総額は30.4万円

出典:生命保険文化センター「令和元年度 生活保障に関する調査」

なにより「病気は楽しくない」
病気になるとご飯も美味しくないし、遊びにも行けないし、体も心もしんどいです。

病気になるのは仕方ない

生活習慣病のようにある程度予防できる病気もあれば、残念ながら気をつけようのない病気もあります(むしろそっちの方が多い)。
病気は理不尽です。誰でもいつでも病気になる可能性があります。

大事なのは早期発見、早期治療

会社員の場合、会社の健康診断やある程度の年齢になると人間ドックなど、ほぼ強制的に(笑)検査を受ける機会があります。

しかしながら専業主婦の方やフリーランス、会社をリタイアした方は誰にも「検査を受けなさい」とは言われません。

自分で自治体の「がん検診」を予約して行くしかない。
これが結構面倒だったりします。
自分で近所で検査してくれるクリニックを探して電話かWebで予約を取るって
結構ハードル高いですよね。

ですが
病気は早期に発見して、早期に治療した方が体にもお財布にも優しい。

「かかりつけ医」を見つける

この間の会社の検診でちょっと引っかかったわ 
でも要経過観察やし「ま、ええか」

いやアカンやろ!

「体にもお財布にも優しい健康ライフ」を送るためにワタシがオススメしたいのは、健康な人でもある程度の年齢になったら、なんでも相談しやすい「かかりつけ医」を見つけておくこと
です。

慢性の病気をお持ちの方には主治医がいる場合が多いですが、普段健康な人は風邪でも引かない限り、なかなか受診する機会もありません。

病院に行くほどではないけれど、ちょっとした体の不調や人間ドックでちょっと数値が高かったなど、「ちょっとした健康上の相談」を気軽にできるお医者さんがいれば、食事や運動などのアドバイスが受けられたり、病気の早期発見にもつながります。

コロナの影響もあり、「がん検診」の受診率が減少し、見つかった時には手遅れだったというニュースを聞かれた方も多いと思います。

不安や心配事は一つでも少ない方が楽しく過ごせます。
ミドル世代以降になったら「ちょっと人間ドックに引っかかった」「なんか調子が悪い」などちょっとした体の不調を感じ時に、すぐ相談できる「かかりつけ医」の先生をぜひご近所で探してみてください。

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