マガジンのカバー画像

海外暮らしあれこれ

15
13年目になる海外暮らしで日々感じること、思うことを書いた記事をまとめたマガジンです。
運営しているクリエイター

記事一覧

うまくいかないときに自分にかける言葉

瞑想家ヨギSatokoです。日曜日いかがお過ごしでしたか? インドネシアは乾季に入り、良く晴れた日が続いているので今日はモリンガとローズマリーを収穫して自然乾燥させていました。 乾燥した葉を保存してモリンガはお料理にパラパラして、野菜嫌いな次男の栄養補給に。 ローズマリーは朝の白湯にポイっと入れると爽やかな香りで頭がシャキンと目覚めるし、呼吸が楽になるので最近のお気に入りです。 この自然と触れ合う時間は、私にとって大切なリセットタイム。心と体の両方を整え、自律神経を穏

小さな「べき」を手放してみたら

瞑想家ヨギSatokoです。 ひとつ前の記事で、マガジンに追加していただけて嬉しいと書きましたが、数時間後にnoteの通知を見て、目を見開きました。 なんと。その記事が3つのマガジンに追加していただいたではありませんか。noteを始めて4年になりますが、こんなのはじめてです。 追加していただいたマガジンはこちらです。 ありがとうございました✕3!! 書いた内容がさらなる現実を引き寄せたようです。noteはこれだから素敵。 ・・・・・・・ ところで、イスラム教徒の

異文化に学ぶ身体と心のデトックス

瞑想家ヨギSatokoです。今日はいい風が吹いています。 今週のインドネシアは宗教行事が続いています。10年以上繰り返しそれらを見てきましたが、そこには日常を離れて心と身体を浄化する力があると感じます。 ・・・・・・・ 昨日はヒンドゥー教のニュピと呼ばれる日でした。 ニュピはヒンドゥー教の暦の新年最初の日。前日に悪霊を退治し、当日は外出せず、無灯火で過ごします。それは退治した悪霊がまだ上空にいるかもしれないから、見つからないようにするため。 住民のほとんどがヒンドゥ

被災で目覚めた生きる勇気

瞑想家ヨギSatokoです。 13年前の今日はそれまでの「こうしなきゃない」「こうするべき」を潔く手放すきっかけになった日でした。 今までの人生で1番強烈な判断力と行動力を発揮した時でもあります。 4年前の今日書いた、被災から移住までの間にミラクルを経験した話しです。 日本での暮らしに窮屈さを感じていた私は、震災の数年前から縁があったインドネシアで、いつか暮らしてみたいと思っていました。 その「いつか」が今だとハッと気付いて、2週間後には子供4人を連れてインド

心に素直に生きること

瞑想家ヨギSatokoです。 今日、あなたは自分の心に耳を傾けましたか? 私は長年ヨガとともに暮らす中で自分の身体や心に耳を傾ける練習をしてきました。やればやるほど、自分への理解は深まります。以前よりもだいぶ、心に感じたことを素直に表現できるようになってきました。 もちろん抑えることが必要な場面もあるけれど、抑えてばかりでは心が疲れてしまいます。正直な気持ちとちゃんと向き合うこともときには必要です。 そうすることで共感や理解が生まれて周りとも調和が取れていくから。

有料
300

森の小径で意外過ぎるものを見つけてしまいました。

瞑想家ヨギSatokoです。 今週はnoteからひとつの記事にふたつもお祝いボードをいただいて、嬉しい限りです。 noteは私と同じ、コーヒー好きの方が多いようですね。 今日の朝ヨガの後、たまにはカフェで優雅にコーヒー飲みながら作業してみようかと、インスタで見つけた丘の上の居心地良さそうなカフェに向かう途中、大変なものを見つけてしまいました。 文字をよく見ると、これって、あれだよね?? 東南アジアの地方都市の、町はずれ(というかほとんど山)の小径の、モダンなお家の入り

日暮れまでの約束。私のコーヒー新習慣

瞑想家ヨギSatokoです。 あなたは、コーヒーをいつ飲みますか?私は「コーヒーは日暮れまで。」と今月から新ルールを取り入れました。 コーヒーなしには生きられない私。新鮮な地元産トラジャをトポトポと丁寧にドリップして飲む時間は至福のひとときです。 特に夕食後に薄暗いテラスでコーヒーを飲んでいるときに色々ひらめくことが多いので、私には必要な時間として大事にしていました。 でも、ひらめいたことを書き始めたり、突然動きたくなってヨガポーズの改善を試みたりしていると一瞬で深夜

猫との暮らしはにゃんとも愉快

今日は、2が並ぶ、にゃんにゃんにゃんの日だからなのか、夫が唐突に「猫と暮らすと幸福度が20%上がるんだってよ。」と言う。 どこからの情報なんだろう。ついでに「うちは2匹いるから、40%ですねー。」と。それ、単純に足し算でいいのかしら。 確かに、猫を飼い始めて約一年。猫たちが割ったグラスはもはや1ダースを下らない。なのに怒る気にもならないのは、猫たちの癒し力がそれを上回っているからなのでしょう。 ・・・・・・・ 犬には厳しいが猫にはやさしいインドネシア。今住んでいるこの

言葉が紡ぐ三つの世界:トリリンガル家庭の日常

瞑想家ヨギSatokoです。 先日こちらの記事を読んで、うふふ、そうそう。となっていました。 二か国語以上話す人は、言語によって人格が違う。ホントにそうだと日々感じています。 私の4人の子供たちは、家庭では日本語で話し、小学校はインドネシア語メインで、中学からは英語で勉強しているので、全員トリリンガル。言葉と同時に3つのタイプの人に変化します。 日本語で「ありがとう」と言うときは、自然と頭を下げる、謙虚なタイプ。 英語で「Thank you」のときは、スマイルで相手

どうしても行けない場所。

ずっと前から行きたいのに、どうしても行けない場所があるんです。 それは、バリ島のティルタウンプル寺院。11世紀の王が神から力を授かり、聖なる泉を創り出したとの伝説がある場所で「聖なる泉の寺院」として有名です。 湧き出る聖水を浴びれば心が浄化される、パワースポットとしても知られています。 少し前にもInstagramで、年末年始に「バリ行って来ました!」な投稿で、ここで沐浴する人の写真をうらやましく眺めておりました。 バリ島に6年も住んでいたのに、私はこの有名な場所にな

他者のリズムで動くとき

こんばんは、Satokoです。 二か月前から文化交流のために、私が住んでいる地域の民族舞踊、「ジャイポンガン」を始めました。 ジャイポンガンは、インドネシアの西ジャワ地方の民族舞踊ですが、1970年代から広まった新作舞踊。 伝統的なインドネシア舞踊の動きに武道の動きが入り、現代的な即興の要素も加わったものです。 インドネシアには各地に数多の民族舞踊がありますが、他と比べるとかなりエネルギッシュで情熱的なダンス。結婚式やパーティーで披露されたり、地元の小学校では授業で習

雨期の試練

瞑想家ヨギSatokoです。4日前から水道が止まっておりまして。 今は雨季の真っ最中。連日の雨で地盤が緩んて、近くで小規模な土砂崩れがありました。その際に地中の水道管が破損したのですが、何しろ雨続きなので復旧作業がはかどっていないようです。 インドネシアは都市部ではライフラインはすっかり整っているものの、こんなトラブルがたまに起こります。停電も年に数回は覚悟が必要。 水道が止まるのは一番困ること。停電より深刻です。お風呂も洗濯も、料理もできず不便極まりないのですが、それ

ただ素直に夢中になること

瞑想家ヨギSatokoです。今週はどうにも体を動かしたくなって、連日力尽きるまで動いていました。 先週書いた、インドネシアの民族舞踊「ジャイポンガン」を無心で踊っていたら、身体の使い方で新たな課題に気づき、 ヨガに戻って改善していました。 こんなときは、初心者の好奇心が再燃します。ヨガ歴は20年でも私の心はいつも一年生。できると思うとできないことが見えなくなるから、できていないことを見つけたときは、未熟な私にときめいて、育てることに夢中になります。 ヨガを行う者がやる

予想外の出費が感動を連れて来た

瞑想家ヨギSatokoです。 5年前にチェロを買いました。 あの、大きな弦楽器の、チェロです。私が弾くんじゃありません。当時インターナショナルスクールの中学に入った息子のために。 この学校は音楽に力を入れていて、全員何かの楽器を習い、年に一回オーケストラコンサートを開きます。 ピアノやバイオリンはもっと小さい時から心得がある生徒たちが担当するので、中学から楽器をやるならチェロがいいと音楽の先生に割り当てられました。 インターナショナルスクールは学費以外にも出費がかさむ