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1年ぶりの5000mタイムトライアル

長距離を始めてすぐの頃、ちょうど一年前に参加したのがこのALTRAタイムトライアル。味スタのサブトラックで行われる。


このイベントの素晴らしいところは、ペーサーがついてくれるところ。

当時、自分のペースもスピードも分からずとりあえず22分のペーサーに文字どおりピッタリくっついていった。
なんとかラストスパートができ21分半ぐらいでゴールした。

あれから一年、短距離からフルマラソンまで幅広くチャレンジしてきた。その成長ぶりの確認でもあった。

目標はあくまでも20分切り。18分から20分のクラスにエントリー。つまりこの中ではもっとも遅いほう。僕レベルではあまり関係ない。

今年もたまたま昨年と同じペーサーにつくことに。ペーサーは箱根やウルトラ経験者の現役一流ランナーばかり。
皆さんこの日3本くらい走ってくれる。本当にありがたい。

レースが始まった。なんとかついていけそう、と思えたのは半分まで。
3キロ過ぎて残り2キロ、トラックあと5周のところで、同じペースだった女性が一人飛び出した。いや、ついていけない。

余計なことを考えないようにし、ひたすら歩を進める。
「この一歩の先にゴールがある」、とか意味不明の哲学的なフレーズが飛び出してくるのもこの競技の不思議なところ。

あと一周、と思ったらただの勘違いでがっかり。更にスピードが落ちる。

本当のラスト一周は遅いながらも一定ペースが刻め、スタッフさんらの声援もいただきながら最後はちょっぴりスパート。

果たして20分は切れたか?

ゴール後、クールダウンのジョグをして記録証をもらった。

今度はしっかり成長して19分30秒を目指してやる!

つまり20分は切れなかったということ。

ご褒美ではなくなぐさめの白玉ぜんざい。

おしまい

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