通学路の近くに住みたい。

おはようございます。
今日もいい一日を。

数年前、学生時代、コロナが流行り、
学校閉鎖をした時期があって。
でも、大学四年生、やることはやらないといけない。
論文、研究の不安に押し潰されそうなとき、
尊敬してる先輩が、一緒に作業する?といってくれた。

先輩は先輩で、テレワークになったばっかりで、
家で仕事できるジャーンってワクワクだったと思う。
行きます~、と一言伝え、先輩の家に到着するとすごい笑顔で迎えてくれて。
邪魔しちゃわないかな?って思いは吹っ飛んだ。

作業が一段落つき、昼寝しますわ!っと
先輩の横で仕事(といいながらゲーム)をしている先輩を横に、
半目口は半開きで豪快に寝た。

どれくらい寝たか、小学生の声で目が覚めた。
いつの間にか夕方になっていた。
声変わりする前の男の子の声。キャッキャウフフしてる女の子の声。すごい楽しそうな声。
多分、話の内容に深さはない。
あのアニメ見た?とかなんだろう。
論文疲れをしていた私にとってそんな声が心地よかった。

公園の小学生の声がうるさい、なんて言うひとがいるけれど、
あんなにきれいな純粋なBGMはない。
ひたすら声だけをとったCDを出してもいいんじゃないか。

そんな声を聞きながら、お腹が減ったな、と思っていたら、先輩も同感で。
ピザ頼もっか、と。
私はピザーラ派、先輩はピザハット派。
あーだこーだ言い合って、結局!地元のよく分からないピザ屋のピザを注文した。もちろん割り勘。
PayPayをやってなかったのでラインマネーを送った。
おまけについてきたオランジーナは私が貰った。

そんなどうでもいい日常だけど、ふと思い出してしまう。特に意味はないのだけれども、
歳を取ると振り替えることが多いのか、
今余裕があって振り返ってしまうのか。

心地よい小学生の声。その声をまた聞きながら目を覚ましたい。

うん、通学路の近くに住もう。そうしよう。

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