【イベントレポ】AdTech2018 & Startup Worldcup

・10/5のみ1dayPassで参加した。
・Adtechの後は併催のStartup Worldcupの日本代表を決める、ピッチコンテストに参加。

AdTech講演セッション

◆広告はスポンサーファーストからコンテンツファーストへ
・トランス・コスモスグループの新規事業の事例紹介
 ミーアンドスターズ(株)を2017年スタート
  様々なサービスをオークション落札による市場原理で価格を決める。
   例→ 有名タレントの1日社員、対談番組の出演権
 次回は北島康介を何らかの形でオークションする予定で、プロモーションを兼ねてアイデアを議論

◆常識的な視点の捨て方
・堀江貴文氏と元ライブドア役員の方の対談形式
 堀江氏の活動でのマスメディアでは取り上げられない一面が見えた感じ。
 → 和牛のブランド価値を高めるためのプロジェクト
  → 売り上げ規模だけを追うビジネスは終わっている。生産者に労働や希少価値に応じた適切な利益を還元すべき、と思ったから自分で和牛すしを握る。
 → ゼロ高校 職人や専門家になるための新しい教育機会の立ち上げ
   → 普通科高校は終わっている。好きなことや、一芸に秀でた人間が必要なる時代。始めるのは高校出てからでは遅い、と思ったから作った。

Startup Worldcup


・書類選考で残ったスタートアップ10社がピッチと呼ばれるショートプレゼンを審査員の前でし、世界大会に進む1社を決める。
・1社に4分のプレゼンテーションと1分のQAが与えられる。プレゼン言語は英語
・最優秀社には1億の投資

スタートアップワールドカップは、米・Fenox Venture Capitalが主催する、世界最大級のグローバルピッチコンテスト・カンファレンスで、平成28年度より開催されており今回が3回目となります。世界30地域以上で地域予選が行われ、地域予選で優勝した企業は、2019年夏にサンフランシスコで開催される世界決勝戦に招待され、世界優勝投資賞金約1億円を掛けて競います。栄えある第1回世界大会の優勝者は、日本代表のユニファ(名古屋市)でした。ユニファは、ロボットやIoTを活用した園児の見守りサービスなどを手掛けています。第2回世界大会の優勝者は、米国のLeuko Labs(マサチューセッツ工科大学発)でした。​スタートアップワールドカップでは、世界優勝投資賞金約1億円をはじめ、世界の投資家からの資金調達のチャンス、企業・著名人とのネットワーク構築や国内だけでなく、グローバルでの知名度アップなどの魅力的な特典を提供しています。
https://www.startupworldcup.io/japan-regional

◆印象に残ったピッチ
・新規に農業事業を始める人に向けたIoTプラットフォーム。バイオ系のPhDが在籍し、独自に土壌物質を開発
・服のリサイクル事業。古着を独自の技術で原料ペレットに変換できる。すでに九州で工場が稼働中 → 本年の日本代表に選出
・車の制御コンピューターに特化したセキュリティー技術

◆所感
・ITに特化したサービスは全体の半分。スタートアップでもフィジカルな事業が半分を占めるのは意外でかつ面白かった。
・また、すでに事業を始めている、工場まで稼働しているところもあり、自分のスタートアップという概念とは変わっていた。
・一方で、単にITサービスのアイデアにとどまらない新しい事業の投資先を決まる上で、このピッチという形式での短い時間で本当に事業の審査が出来るのかは疑問に感じた。本当は別の時間で各社にヒアリングと調査をしていて、この場は審査ショーとして見せているだけなのでは・・

この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?