歴史に疎い私が楽しめた歴史漫画

「歴史」を学んで何が面白いのか分からず、暗記科目だと考えていた学生時代。35年も年を重ね、仕事をしていくと10~20年スパンの歴史(といっていいのか?)は必要になるし、歴史を学ぶとは過去のデータを見返すようなことだと気づく。そんな程度の私でも楽しめた歴史漫画を挙げていこうと思う。本棚に置いといて子供が読んだら勉強になるよなという邪心もある。

三国志と蒼天航路

中国の歴史もの。
劉備と曹操のキャラの書き方が違うし、多面的に考えることができるようになる。そして曹操の織田信長・スティーブジョブズ感がすごい。日本とかのんびりすごしていた時代に「文化」まで考えつくす曹操のすごさ。素晴らしい人材を集めようとする執着力。ただ、凡人にとってはいいリーダーではないかな。

項羽と劉邦

三国志よりももっと古いお話。中国がいかに大国で進んでいた国かが分かる。そして宗教(ここでは儒教)の素晴らしい面とそれを扱う人間の醜さも学べる。ええ、韓信のファンになりましたとも。賢い人が好きな人ははまるはず。

アド・アストラ

スキピオとハンニバルの戦いを描いた話。教科書に1~2行載っているかいないか。でもその中にここまでのドラマがある。教科書のすべてに思いを馳せることはできないけれど、1~2行でまとめられたところにもたくさんの人が関わっていたことが実感できるとますます歴史は楽しくなる。

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