見出し画像

バルセロナvsベティス

こんにちは。

本日は、雨、のち曇り。

穏やかな天気です。


今朝、ACL決勝第一戦、浦和レッズのアウェー戦がありました。

2:30のリアタイはきついので、録画で見ましたが、

1:1のドローは、ベストではないですが、80点くらいあげてもいい、良い結果だったのではないでしょうか。

ゲームでは、特に前半は相手に支配され、いつ失点してもおかしくない状況で、

司令塔の小泉が2本もバックパスをミスする致命的な点もありましたが、

なんとか、失点は1点に抑えました。

攻撃では、後半からリズムを作り出せ、

ラッキーな面もありましたが、興梠が見事ゴールを決めました。

大久保の鋭いパスが相手のミスを誘えたのは大きかったです。

あと一点くらい決めれたかも知れませんが、

アウェーゴールも今季は採用されるので、貴重な1点です。

ホームでの第二戦、相手は必ず攻め重視でくるはずです。

耐え凌ぎながら、勝って優勝をもぎ取って欲しいです。


そして、今朝はもう一試合。

バルセロナのベティス戦です。

前節はラージョに完敗し、暗雲が立ち昇る中、

クリステンセンとデンベレの復帰という明るいニュースもあり、どうなるか見どころ満載の試合でした。

さて、長くなるのでまずは結果から。

4−0で、バルセロナが見事完勝し、優勝にまた前進しました。

では、何故、完勝したか、そして、この試合での注目すべき点をいくつかにわけて書こうと思います。


①ベストメンバー

守備にクリステンセンが戻り、

クンデ、アラウホ、クリステンセン、バルデ

と、スピードや高さ、そして技術において、ヨーロッパ屈指の守備陣が揃いました。

このメンバーが揃うと、まず失点のリスクが非常に少ないです。

今回も、0で収まり、クリステンセンの復帰は大きな勝因です。

中盤では、ブスケツ、デヨング、ペドリと、これまたヨーロッパ屈指のメンバーです。

ボール回し、攻撃のアイデア、即時奪還の守備意識、運動量、スルーパス。

どれも素晴らしいレベルで、前節はブスケツが欠け、その前までは怪我でペドリ、デヨングを欠いていました。

この三人が揃うと、守備、攻撃において、安定感が抜群に違います。

攻撃では、ガビの左WGが、一つの鍵です。

守備時はもちろん、攻撃でも、組み立てや裏抜けの動きなど、厚みを加えてくれます。

ハフィーニャ、レバンドフスキも能力は屈指で、今回も二人ともゴールを決めました。

ハフィーニャのところがデンベレに変わるとさらにベストですが、ハフィーニャでも十分な実力でしょう。

勝因の一つは、ベストメンバーというのは大きくあります。


②15歳、ヤマルのトップデビュー

4−0、さらに相手が9人と、これ以上ないプレッシャーがない状態で、

メッシ以来のカンテラの逸材と呼ばれる、ヤマル君がデビューしました。

私はツイッターで、彼のプレーは何度か見ていますが、右WGを主戦場に、ドリブルの突破力は桁違いで、同世代に相手なし、上の世代でも十分通用できるスキルを見してくれていました。

最高に期待していた選手でしたが、まさか15歳でシャビが出すとは思いませんでした。

そして、彼がデビューしましたが、アシスト未遂が2個、シュートも一本惜しいシーンがあり、抜群の存在感を見せつけました。

ボールタッチの技術、スルーパスの精度、ドリブルのしなやかさ。

どれをとっても、逸材です。

ガビが17歳、バルデも18歳で騒がれていましたが、

とうとう15歳ということで、年齢がどうにかなっています。

が、彼みたいな天才的な選手は、出るべくして出るのでしょう。

トップ契約を16歳で結び、怪我なくそのまま順調に育てば、

WGのポジションは彼がいれば10年以上安泰でしょう。

メッシから10番を継承したアンスは、移籍報道も騒がれるほど、

成功曲線からは怪我で大きく下がってしまいましたが、

彼も今日は良いシュートを放ちOGを誘発し、ヤマルの存在はアンスに刺激になったはずです。

今季、あと何試合かありますが、優勝が決まってからでもいいので、先発で見てみたい選手です。


今回はこの二つが大きなトピックでしょうか。

ベティスが前半途中で退場者を出したところで、試合は半分決まりました。

後半は交代を使い切ってから、ホアキンが怪我というアクシデントも重なりました。

レバンドフスキはもっと点を取れたはずの試合なので、そこが残念でしたが、

勝ち点を積み上げ、決めるべく人が決めたので、良いでしょう。

クリステンセンはゴールも決め、来季も絶対にいて欲しい選手です。

また交代をみると、エリガルはCB起用はほぼなく、アロンソを起用しているところで、信頼がみえます。

ガビが左WGの方がいい、

デヨングはシングルピポーテは難しい。

この2点を考えると、ブスケツ去就次第では、最大の補強ポイントは、ピポーテかも知れません。

エリガル、ニコのレンタルバックだけだと、不安です。

ギュンドアンでもどうか、というところでしょう。

この試合を見る限り、ハフィーニャへの絶妙アシスト含め、

ブスケツはまだこのチームに必要です。

彼の契約延長が、来季のバルサの行末を担うくらい重要な交渉になるかも知れません。

守備陣は、CBにイニゴ・マルティネスの補強はほぼ確定で、左SBは、今季のバルデの大ブレイクにより、補強の必要はなし。

右のラテラルも最悪補強0でも、クンデもいるし、セルジロベルトやアラウホもできる。

代えの効かないという意味で、ブスケツは特別すぎる存在だなと改めて感じさせられました。

また、パブロトーレはおそらく、来季は戦力外で、レンタルかローンで1年武者修行になると予測できます。

ハフィーニャがこれで、トータルで10G10Aを超えたみたいで、

デンベレの契約延長次第かも知れませんが、残留は濃厚でしょう。

フェラントーレスは、ヤマルがトップに定着すれば、厳しく成りそうです。

特に、来季は、アブデのレンタルバックはほぼ確で、多額な移籍金貰わない限り前線、特にWGは飽和状態なので1名は放出でしょう。

メッシの復帰が騒がれていますが、途中出場ならば最高ですが、

先発でと考えると、守備意識の低さは、諸刃のつるぎでバルサのリズムを崩す原因にもなりそうです。

来季の移籍市場は相当騒がれると思いますので、じっくりみていきましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?