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ピケ、グラシアス!!!

こんにちは。

本日、快晴です、陽射しが気持ちいいですね。

先日、ピケ引退の記事を書かせてもらいました。

そして、今朝、ピケのバルサ最終日となる試合、ホームカンプノウでのアルメニア戦がありました。

ブスケツからキャプテンマークを譲り受け、自身の最終試合で、キャプテンマークをつけ、試合に臨みます。

笛がなり、試合がスタートしました。

ピケがボールを持つたびに、拍手が湧き起こります。

チケットが売り切れ、9万人以上も詰めかけたサポーターたちは、

ピケへの感謝と愛情をこれでもか、と最大級の賛辞として、拍手やピケコールで表現します。

開始10分も経たないうちに、相手のハンドによるPKの大チャンス。

これ、ピケが蹴るかと思いましたが、ピケはNOというジェスチャーを示し、

レバンドフスキが蹴ります。

個人的には、特典のチャンスが早々ないDFで、開始わずか10分ほどというのもあり、ピケに蹴って欲しかった気持ちがありましたが、

PKのキッカーとしてチームで決まっているレバンドフスキが蹴ることに。

こういうところで出しゃばらないところが、プロフェッショナルなのだなと思います。

しかし、まさかのレバンドフスキがPKを外し、これなら譲ればよかったのに、と誰しもが思ったでしょう。

そこから、チャンスは次々と作り出しますが、何か歯車が合わず、

フェラントーレスはいいとこに入るのですが、ちょっと外しすぎましたね。

ピケは、持ち前のフィードの正確さでもピッチを沸かせ、

何度も見たアルバへのロングフィードは芸術ものです。

しかし、チャンスは作れど、中々決めれず、デヨングの不用意なパスミスであわや失点するかもしれないシーンもあり、GKのテアに助けられます。

後半も基本はバルサがボールを支配します。

そして、デンベレへパスが行き、彼のカットイン、個人技から、見事ゴールゲット。

これが肩の荷がチーム全体で降りました。

その後は60分にアンス、70分にガビを投入し、

アンスは得点の匂いが強い選手だなと思いますが、シュートをはずします。

が、そのこぼれをデヨングがつめ、2点目ゲット。

これで試合はほぼ決まりました。

80分、とうとう運命の時間が来ます。

CBのクリステンセンが交代の場所に立ちます。

それが意味するところは、ピケの交代。

スタンディングオベーションで、会場全体の大きな拍手のもと、

ピケがクリステンセンと交代します。

このとき、彼の選手生活は、終わりを告げました。

が、これだけ、チーム、サポーターに愛されて、終われるのは、

とても幸せなことだなと思います。

特に、メッシが涙の退団でサポーターとの別れも不十分なままだった近年を見ると、

これ以上ない別れ方をしたなと思います。

これがシーズン終了後だとこうはいかなかったでしょう。

ピケの独断と、クラブの状況を顧みて、最適なタイミングでの決断でしょう。

その後、2−0のまま試合終了。

ダゾーンが粋な計らいで、普段はすぐ終了するところを中継延長してくれ、

ピケのスピーチまで中継してくれました。

年齢は確か私の一個上ですが、グっと来る場面が多く。

偉大な選手の引退はとても寂しいですが、

彼がバルサの会長として戻ってきてくれることを楽しみに待ちながら、

バルサの新世代のスタートがさらに進んでいることを願いたいと思います。

今回の試合は選手の数字の評価せずに終わらせてください。

バルサのアイデンティティは、カンテラ、下部組織だなというのをすごく感じました。

DFは、プジョルから、ピケへ。

MFは、グアルディオラから、シャビへ、そして、ブスケツへ。

FWは、メッシから、アンスファティへ。

そういう流れの美しさをすごく感じます。

DFは、アラウホやエリガル、さらに下部組織の選手の台道を期待します。

財政的にも一番それがいいはず。

ペドリはカンテラではないですが、カンテラのような選手で、バルサの中心として輝いてほしいなと思います。

ガビやニコにももっと輝いて欲しいし、

アンスの復活、さらに下の世代の活躍を期待しています。

ピケは3度のCL制覇。

今の若手は誰もCLを勝てていません。

ここからどうなるか、新しいバルサの幕開けを楽しみにしてます。

Gracias pique!!

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