わたしが歩んできた道
はじめに・・・
わたしは、自覚人を増やす活動をしています。
自覚人?となる方が、ほとんどかと思います。
以前のわたしは、会社の代表として、休むことなく仕事をしていました。
会社のデスクは、仮眠もできるような椅子を用意し、昼間は、昼間にできる仕事。夜は、夜にできる仕事、また、休日は休日にしかできない仕事をしていました。
普段着は、年に数回着る程度。どこに行っても、何をしていても仕事の事ばかり、考えていたものです。
その様に仕事に打ち込んでいても、何かが違うという感覚が、いつも付きまとっていました。
そして、その感覚は大きくなるばかりで、今思えば、仕事にも支障が出ていたようにも思います。
その中でも、最も違和感を感じていたことは、人間関係。
対人間で向き合えば向き合うほど、人間の都合重視の浅はかさや、そういった人間たちが創り出す社会の不条理を体験する事になるのです。
いざとなれば、相手をだましてでも、自分の利益を優先する。
そんな社会に嫌気がさしていた頃、身近で大きな裏切りが起きるのです・・・
その中身を詳しくここでは書きませんが、他者から奪おうと考えている人間は、狡猾に知恵を働かせます。
それに数年間悩まされながら、自覚を伝えるマスターに出会う事になります。
悟りのマスターとの出会い
最初、わたしは悟りという言葉は知っていましたが、自分が悟りに関係するなどとは、思ってもみませんでした。
その話を初めて聞いた時、怪しさから、すぐに離れたのを記憶しています。
二か月くらい経った頃、また、その話に触れることになります。
その時は、なぜか、話を全部聞いてみようと思えるようになっていました。
そして、そのマスターを訪ねる事になります。
その時のわたしは、悟りとか、自覚とかいうよりも、この世のすべてを知って、この不条理で、汚い世をひっくり返せるものなら、ひっくり返したいという、怒りが原動力の一つでもありました。
また、それを超えて突き動かされるなにかも感じていました・・・
「わたしならできる」とか「できない」などという考えは全くありませんでしたが、悟りを伝えているなら、3日で悟ってやろうと(本気で)思ったものです(笑)
すぐに3日は経ち、次は一週間で、何とかしてやろう!がむしゃらにやりました。
休むことなく、寝る間を惜しんで、自分にとって確信が得られる答えを得るまで、一つひとつ取り組んでいきました。
それでも叶わず、2週間がたったころ・・・
マスターに、噛みつきます。
「なぜ、見性印可(悟りましたというお知らせ)を出さないのか?」自分にとっては、相当理解したつもりでした・・・
マスターは言います。
「あなたは天才です。明人さんは、最初から悟っている・・・」
その言葉を聞いた私は、それでも出ない「見性印可」に悔しさでいっぱいになりました。
その悔しさから、さらに自覚を続けます。
そして、わたしに革新が訪れたのです。
その日は、マスターの話を聴く日。
意気揚々とマスターから離れた正面に坐るのでした。
そして、命がけで、わたしが得た核心に向き合っていました。
その日は、マスターの話もまったく聞こえないほど、それに向き合い続けていました。
後からですが、マスターは、そのエネルギーに圧倒され、全く話しかける事ができなかったと聞いています。
そして、講話も終わり、最後にわたしの名前が呼ばれました。
「明人に見性印可を与えます」(ここの記憶は曖昧です)
その時、それまで血走るほど、全力で走ってきた力が一気に解放されました。
そして、緩んだ途端、(努力が実った)安堵と共に、すべてが澄み渡ったのです。
溢れる叡智の主人になったことを知りました。
その瞬間の事は遠い過去になってしまいましたが、これほど素晴らしい理解を手放してはならない。少なくても3年は、忘れない努力をしようと決心し、実際それ以上の年月、その努力を忘れる事はありませんでした。
それほど、彼方まで理解が起こったのです。
それからは、どんな質問でも、答えられるようになりました。
人間の可能性がとどまる事を知らないのだという事を知ったのです。
約1カ月の頃でした。
師匠との数年間
怒りのエネルギーはとても強いエネルギーです。
わたしは、自分自身を高める為に自覚に邁進していました。
ある時、師匠は、わたしにとって最も大切なものを捨てなさい(奪う者に与えなさい)とおっしゃいました。
わたしの中に、憤慨が起こっていました。
その前では、命も惜しくないと考えていた、それを捨てろというのです。
わたしは、師匠のおっしゃることを、無理やり受け入れてみました。
この社会から不条理が消えていくこと、肯定的に変化していく事。
わたしが最も大切にしているモノが、結果的に守られる・・・
苦渋に満ちながら、「待っていろよ!」という思いで、捨てる選択したことを覚えています。
ある時期から、誰かの見性印可が出ると、師匠の奥さんがわたしに握手を求めてきました。
師匠と、師匠の周りの方々だけが、わたしが何をしているかを理解してくださっていました。
そして、月日が経ち、師匠のところから離れる決断をします。
師匠の側近からは、泣かれました。
「明人がいなくなって、誰が師匠の後をみるのだ?」その言葉に心は動きませんでした。
それよりも、師匠の元から離れて、自覚を伝えていこうという意思が強かったように思います。
それからは、師匠に及ばない分は、2倍でも3倍でもやって、補おうとしてきました。
今でも、その側近の方とは会えば、鬱陶しいほどハグしてきます(笑)。
師匠も、温かく迎えてくださいます。
師匠という存在が在るからこそ、道をそれる事から守られるようにも思います。
そして、多くの自覚人を
差取り塾というコミュニティーを始めてからすでに10年以上過ぎました。
最初の10年は、鳴かず飛ばず。
以前からの会社で稼ぎ、施設の改修や活動費を充当してきました。
最も世話になったのは両親で、恥ずかしながら沢山の援助をしてもらいました。
例えばyoutube。始めてから最初の6年で、チャンネル登録130人!動画もそれなりにアップロードしていました。
低空飛行(陸を離れたのかも謎)のままであっても、自覚を伝える事、それを洗練させていく事だけは怠る事は、無かったように思います。
ひとりの方に自覚を伝えるという事は、意識の最先端に触れ伸ばすという事。
そこにかかわる事は、命をいくつ懸けても足りません。
塾内の伝える立場の方々も、そのことは、心して臨んでいます。
自覚や悟りを伝えるという事はそういう事です。
自覚はこの人生を超えて作用するものです。
生まれる以前から、なくなった後も、自覚はあります。
この世で学ぶスキルのようなものとは違うのです。
ですから、自覚は、この世でも、あの世でも、神の世でも、通じると思ってくださって結構です。
人類全員が、神のようになる、神になる。それが自覚をするという事です。
そうなった世界は、もはや語るまでもありません。
それほどまでに、必ず人が通る道であり、重要である「自覚」
自覚人として生きる方が増えれば増えるほど、この世は自由で、高度な進化をするようになります。
ここでは、触れませんが、自覚の奥行を感じていただけるように、日々智慧を絞っています。
11年目
鳴かず飛ばずで10年が過ぎるころ、多くの方に自覚が伝わり、広まるにはどうしたらよいのか、相変わらず良い策はありませんでした。
自覚は既存のマーケティングで広げられるモノではありません。
お金を払って、プロに頼んで、自覚の本質を知らないままマーケティングをしても、自覚の本質から離れたモノになってしまう・・・
下手な動きは、できないままでいました。
それでも、自覚の本質に触れるマーケティングのプロが入ってくれれば、現状を打破できるかもしれない・・・なんとなく、考えていました。
そして、約半年後・・・
マーケティングのプロが、自覚をしたいとわたしの元を訪ねてきたのです。
企業研修をつくっていたり、社団法人の立ち上げにも携わるなど、優秀な人材でした。
その方は、ビジネスマンが、みんなが、いい顔して生きることができる社会をつくりたいと言い、それには自覚しかないと、悟ったようでした。
いい顔して生きる人を増やす?
そんなこと本気で思う人はいるのか??
そういうことを本気で考えるのは、自分くらいしか知りません(笑)
本気だらからこそ、自覚を広めたい。私が自覚の事をわかってきたら、広めるお手伝いもするとおっしゃいました。
大切な仲間が、失われるという経験も、彼の原動力でもありました。
そして、その方の見性から数か月後、多くの方に広める試みを始める事になります。
その辺になると、彼が、本気で「いい顔にしたい」と思っている事を理解するようになりました。
「そこには、やっぱり、自覚しかないんですよね~」
その様にも、よくおっしゃいます。
今も、協力体制は続いています。全く妥協を許そうとしない彼には、突破する力を感じます。
また、一人でも、いい顔の方を増やそうという実践は、私を含め、全員で進めています。
本気で、理想を語り、それを超える現実を在る様にしていく。
自覚をするなら、それが可能だという事を多くの方が知り、そのようになっていきます。
自覚人なら、可能なのです。
こんな活動をしています。
わたし、わたしたちは、将来、自覚を履歴書に書けるほど一般的な認識にしたいと考えています。
自覚をしている事の価値を多くの方が知り、自覚をすることが人生に肯定的変化をもたらし続ける事、自覚が人類全体の意識を成熟させるという事実が、曝される必然を紡ぎ続けています。
本気で、世の中全体の肯定的変化を願うなら、一人ひとりにアプローチする以外ないというのが、「今」の結論です。
いい顔の方を増やしたいと本気で思っている方は、絶対に来ていただきたい(笑)
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