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執着!煩悩!欲!無くそうとするほど葛藤は起こる。常識を超越した進み方。

 生きていると、色々な悩みがやってきます。
仕事、将来の不安、家族・パートナーとの関係、自分自身への不満、社会への不満、人間関係のあれこれ、等々。

 私も以前は、このような悩みに出くわしては、あーでもないこーでもないと考えたり、気合いと根性で乗り切ったり、お酒を飲んで忘れようとしたり、何か別のこと気を紛らわせたりしていたように思います。

 インターネットで検索すれば、それっぽい答えがあったり、SNSで見かける投稿に感化され、そう思い込もうとして自分に言い聞かせるなんてこともあったように思います。

「煩悩があるから苦しい」のような話も結構見かけますが、
そうした話を聞いた人は「煩悩を消そう」「煩悩を無くそう」とするのではないでしょうか。

 確かに、煩悩や欲というものが、悩みを生んでいるというのは間違いありませんが、それを無くそうとしても簡単には、無くなりません。

 ただの我慢になることがほとんどでしょう。
外側ではそれっぽく振る舞えても、内側は葛藤の渦になることが目に見えています。

 仙人のように、山に篭り、全てを遮断し、自給自足で、清貧な生活を送る。それも、まあ悪くないかもしれませんが、葛藤との戦いになるようにも思います。葛藤があるというのは、ブレーキを踏んでいるようなもので、葛藤がある進み方は、だいぶゆっくりになりますし、すり減りがちです。

そうしたい私を蔑ろにすると葛藤が起こる。
常識を超えた進み方。

私は、一人でも多くの人が、悩みから解放され、楽に生きられ、
自分自身を自由に表現できる社会になってほしいと考えています。

しかし、
「執着を手放そう!」「煩悩を無くそう!」「欲を消そう!」
とは天地がひっくり返っても言えません。


手放そう、無くそうとした時、
そこで何が起こるかは容易に想像がつきます。

葛藤を起こさずに、進む道があります。

「執着を手放そう!」「煩悩を無くそう!」「欲を消そう!」とした時、
執着したい私、煩悩を持つ私、欲がある私を蔑ろにしています。

その私を蔑ろにしているから、そこに葛藤が起こります。
葛藤があるまま進めば、苦しくなります。
修行に苦しいイメージがあるのは、ここにあります。
「苦しいことを乗り越えて達する」ような修行が世の中にはたくさんあるように思います。

自覚の道では、
どのような私も蔑ろにせずに、丁寧に向き合っていきます。

「欲はいけない!」という否定も、
「欲を持ってもいいんだ!」という肯定も、
「欲を持つ私はダメなやつだ!」という判断もなく、

ただ、そうしている私を知っていきます。

なろうとして、頑張るのではなく、
なろうとせずに、そうなっている。

手放そうとして、努力するのではなく、
手放そうとせずに、手放している。

この人間の常識を超越した歩み方が、
今の世の中にはあるのです。

エライ人・スゴイ人・それっぽい人が言っている、
その人の考えを自分に言い聞かせることも、
何かの教えを信じる必要もありません。

私の内側を知っていくと、
自由になろうとせずに、自然と自由になっていきます。

自覚の道を歩むのはあなた自身。

 私自身もそうでしたが、
多くの人は、外側の現象に囚われ、外側の現象をなんとかしようとします。

ここで言う外側の現象は、出来事や相手だけではありません。
一見内側に見える「思考」「感情」のようなものも、外側のことです。

それらも含めた、外側のあれこれに囚われ、一喜一憂したり、
お互いが、正しさを振り翳して、自身の正当性を各々主張し合ったり、
自分の主張に共感してもらって、安心したり、

そんなことを繰り返していることに、
どこか、うんざりして、飽きている「私」が確かにいますよね。

 もう「そっちじゃない」とわかっている方も多くいらっしゃると思います。

 しかし、世の中の大半の方は、その飽きている私にうっすらと気づきつつも、「努力が大事」「自分が弱いから強くなろう」と言い聞かせたりしながら、その飽きている私に蓋をして、葛藤の方へ葛藤の方へと向かっているように思います。

 まずは、その奥底で飽きている私の声に向き合ってみてはいかがでしょうか。それが内側へ向き合う第一歩になるかと思います。

 自覚の道は、あなた自身が歩みます。

 誰かの話をありがたく聞いたり、
ガイドブックやネットにある絶景の写真を見ているよりも、
そこに実際に行って観る景色は全然違う味わいであることは言うまでもありません。

 しかし「無自覚」なところと向き合うといっても、自覚がないが故に、見逃してしまうことも多々あります。向き合っているようで、分析、反省をしていたりすることもあります。

 私は、あなたの自覚に並走して、内側の旅のガイド役として、
あなたが「あなたの私」に真っ直ぐに向き合うことをサポート
しています。

この記事は、「そっちじゃない」と核心的にわかっているあなたの私に向けて書いています。"そっち"に飽きた方は、いらしてください。


「向き合う」というのは、
自身の思考や言動を見て、反省するのではありません。
思考や言動と向き合うと、あれこれと判断して、反省したり、
そうしている自分を責めたりしがちで苦しくなります。

思考や言動をあるようにする私と向き合っていきます。
そこには肯定も否定も判断もありません。

●自覚カウンセリング
自分自身と向き合うことに卓越した自覚カウンセラーがあなたの悩みに一緒に向き合います。ご自身では自覚していない私、自覚していない囚われを一緒に丁寧に向き合ってきます。どのような私も蔑ろにせずに向き合うことで、対処ではなく本質的な解消に踏み出していきませんか。

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●自覚基礎コース
ご自身で自覚を実践されていきたい方は、
自覚基礎コースをご用意しています。
日常で自覚を実践しながら、定期的な面談で、
自覚の精度を上げていきます。
あらゆる囚われから自由になっていきたい方、
本気で自分自身と向き合っていきたい方是非お待ちしております。

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